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掲載開始日:2014年11月1日
最終更新日:2024年4月5日
11月14日(世界糖尿病デー)を含む一週間を全国糖尿病週間としています。糖尿病の患者数は世界的な規模で年々増加しています。
日本では、平成24年度の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」950万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」1,100万人、合わせて2,050万人と推定されています。「糖尿病の可能性が強く疑われる人」いわゆる「糖尿病予備軍」は、平成19年の調査と比べると220万人の減少がみられたものの、「糖尿病が強く疑われる人」は、60万人増加し、過去最多となりました。
「まだ糖尿病ではないから大丈夫」と安心はできません。糖尿病はゆっくり時間をかけて進行する病気です。この機会に、日頃の生活習慣など見直してみましょう。
糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。インスリンというホルモンの分泌量や働きが低下することで起こります。
糖尿病には、自己免疫が要因となる「1型糖尿病」と、過食・肥満・運動不足・ストレスなど生活習慣が要因となる「2型糖尿病」があります。日本人の糖尿病の95%以上が「2型糖尿病」です。
糖尿病の初期には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに病気が進んでしまうおそれがあります。血糖値が高い状態を放っておくと、腎症・網膜症・神経障害などの合併症を引き起こします。心筋梗塞や脳卒中も起こしやすくなります。
生活習慣の改善と治療の継続により、血糖値をコントロールして合併症を予防することが大切です。
全国糖尿病週間・世界糖尿病デーに合わせて各地で講演会などのイベントやライトアップが予定されています。
11月14日には世界糖尿病デーのシンボルマーク「ブルーサークル」(国連と空を表わす青・団結を表わす輪)にちなんで東京都庁がブルーにライトアップされます。。
(イベント情報は、世界糖尿病デーホームページ全国各地の関連イベント及び東京都のホームページをご覧ください。)
お問い合わせ
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