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掲載開始日:2024年5月31日
最終更新日:2024年5月31日
北区は、区ゆかりの偉人である渋沢栄一を肖像とする新紙幣発行の1か月前となる6月3日(月曜日)から、渋沢翁の精神とともに渋沢翁が30年間生活の拠点とした区の魅力を広く発信するためにクラウドファンディングを実施する。
これは「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」の一環で渋沢翁の魅力、現代社会を支え続ける影響力について知ってもらうとともに、「お札が生まれるまち・北区」や「渋沢×北区」のイメージを強く発信することを目的としている。
寄せられた寄附金は、旧渋沢庭園内史跡案内板更新費用等とし、区内外から訪れる来園者が、近代日本社会の礎を築いた渋沢翁の意志を感じることができる空間づくりに活用する。
(写真:クラウドファンディング募集チラシ)
北区では、新一万円札発行の機運醸成を図ることを目的に令和5年9月から「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」を進めてきた。新紙幣発行を1か月後に控え、改めて渋沢栄一の魅力や影響力を広く知ってもらうとともに、「お札が生まれるまち・北区」や「渋沢×北区」のイメージを全国に発信するためにクラウドファンディングを実施する。
渋沢栄一は明治12年に飛鳥山へ別荘を構え、明治34年からは本邸として30年もの間、生活の拠点とした。旧渋沢庭園の広大な敷地には、渋沢翁の喜寿(77歳)を祝って清水組(現・清水建設株式会社)が贈った洋風茶室・晩香廬や、傘寿(80歳)と子爵に昇格したお祝いを兼ねて、竜門社(現・公益財団法人渋沢栄一記念財団)から贈呈された青淵文庫がある。国指定重要文化財であるそれら史跡を含む邸宅跡地は、現在飛鳥山公園の一部として公開されている。
6月3日(月曜日)から開始するクラウドファンディングを通じて寄せられた寄附金は、北区飛鳥山に宿る渋沢栄一の意志を後世に伝えていくために、旧渋沢庭園内の史跡案内看板の更新に活用する。なお、本クラウドファンディングで行った寄附はふるさと納税として、確定申告等を行うことで控除が受けられる。
令和6年6月3日(月曜日)~7月31日(水曜日)
10万円以上の寄附者は、北区オリジナルの特別体験ツアー2種類から選択することができる。
見学だけでなく、参加者と渋沢史料館職員で渋沢栄一について語り合う時間も用意。昼食は飛鳥山公園内レストラン「エプロンマーク」で提供する。渋沢栄一グッズのお土産付。
新紙幣に搭載された技術やデザインの意味を学び、明日から新紙幣を使うのが楽しくなる時間を用意。昼食は飛鳥山公園内レストラン「エプロンマーク」で提供する。渋沢栄一グッズのお土産付。
3万円以上の寄附者は、旧渋沢庭園内に設置する銘板に名前を記載する。銘板の設置は原則3年で、銘板が完成するまでは北区公式ホームページに名前を記載する。
(令和6年5月31日プレスリリース)
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