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最終更新日:2023年1月11日
12月22日(木曜日)に、1年1組で研究授業を行いました。
国語の説明文「どうぶつの赤ちゃん」を題材にした学習です。
本単元では、ライオンの赤ちゃんと、しまうまの赤ちゃんについて書かれた文章を読むことを通して、比べながら読む力を育てます。
研究授業の日は、はじめに、ライオンとしまうまの赤ちゃんの大きくなっていく様子を読み取りました。
みんな、とてもしっかり音読することができました。
大事な言葉に線を引き、表に整理していきます。
おちちを飲んでいる期間を、リボンなどを用いて視覚的に伝えると、
「やっと意味がわかった!」と嬉しそうにしている子がいました。
しっかりと内容についてみんなで理解した後、
「どうして、ライオンとしまうまの赤ちゃんは、こんなにちがうのだろう」
という問いについて、考えました。
子供たちからは、
「しまうまは、つよい動物におそわれてしまうから、目や耳の成長がはやい」
「ライオンは、王さまだから、力をたくわえている。」
「ライオンは、強くなるために、時間をかけて成長する。」
などと、一生懸命考えて、発表をしていました。
授業後は、東京女子体育大学 田中洋一先生よりご指導をいただきました。
全員の子供たちが参加できていた授業だった、と評価していただけました。
1年生の段階から、「あなたはどう思う?どう考えた?」という問いを投げかけていくことが、子供の思考力を育てていくためには、必要であることを教えていただきました。
ただし、1年生は知っている情報が少ないため、考えやすくするための手立てを工夫する必要があり、今後の課題となりました。
今年度の研究は終わりです。
研究の成果と課題について、校内でしっかりと振り返り、来年度の研究につなげていきます。
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