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最終更新日:2023年6月22日
第6学年は、社会科「わたしたちのくらしと日本国憲法」という単元で授業を行いました。
今日の授業までに、子供たちは、日本国憲法の三つの原則「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」について、自分たちの生活との関りを意識しながら学んできました。
授業では、「もし三つの原則のうち一つが欠けてしまうと、わたしたちの生活はどうなってしまうのだろうか。」という問いを考えました。
グループの話し合いでは、
「国民主権がなくなったら、日本国憲法自体もなくなってしまうのではないか。」
「平和主義がなくなったら、また原爆が落とされてしまうのではないか。」
など、活発な意見が交わされました。
最後の振り返りでは、
「1つでも欠けると、ほかの原則が成り立たなくなり、安定した生活ができなくなる。」
「三つの原則は、どれも日本を構成するために大切な柱である。」
など、日本国憲法が、国民の平和で安全な生活を支えていることに気付くことができました。
授業後は、元聖徳大学教授の廣嶋憲一郎先生から指導・講評をいただきました。
・社会科で必要になる、表現する力は、「説明する力」と「議論する力」である。
・「説明する力」とは、「根拠や理由を明確にして、自分の考えを論理的に説明する」ことである。
・「議論する力」とは、「他者の主張につなげたり、立場や根拠を明確にしたりして、自分の考えを主張できる」ことである。
・学びを深める子に育てるには、「なんでそう思うの?」と聞くことで、理由や根拠を言えるようにしていくことが大切である。
・教師が、理由や根拠を明確にして考えている子を取り上げ、ほめることが大切である。
廣嶋先生からご指導いただいたことをもとに、子供たちが、根拠や理由を明確にして説明したり、議論したりできる場面がもてるように、普段の授業を改善していきます。また、子供たちの深い学びを実現できる「問い」についても、研究を続けていきます。
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