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最終更新日:2023年10月11日

第5学年研究授業

国語「想像力のスイッチを入れよう」

10月2日に、5年2組で研究授業を行いました。

国語の説明文「想像力のスイッチを入れよう」を題材にした学習です。

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子供たちは今日の学習までに、事例に対する筆者の考えや、4つの想像力のスイッチ、筆者の主張について読み取ってきました。

研究授業では、「筆者の主張に対する納得度を4段階で表すといくつになりますか。」という問いについてみんなで考えました。

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子供たちは、ロイロノートを使い、自分の考えを書いて提出します。

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「1つのことだけでなく、色々な見方をしていく必要があることには納得した。」

「メディアだからといって、すべてが正しいわけではないので、『わざとだまそうとしているわけではない』、という部分は少し納得できない。」

など、友達の考えで筆者の主張に納得いかないという意見が出始めると、だんだん考えが深まっていく様子が見られました。

 

最後に、「あなたは今後メディアとどのように関わっていくか。」について、一人ひとりが考えをもち、交流しました。

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「東日本大震災など、自分が経験したことがないことについては、想像力のスイッチを働かせていくことは簡単ではない。だけれども、メディアと上手に付き合い、想像力のスイッチを働かせていけるように努力したい。」

「今までメディアは、ほとんど正しいと思っていたが、想像力のスイッチを働かせて、自分の意見も大事にしながら、情報としっかり付き合っていきたい。」

など、メディアとの関りについて、自分のこれまでの経験を思い出しながら考えることができました。

 

授業後は、東京女子体育大学 田中洋一先生よりご指導をいただきました。

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・説明的文章では、叙述に即して、書かれている内容について吟味することが大切である。

・筆者の言っていることや、テーマに対して自分の考えをもつことが大事である。

・まずは教師である大人自身が、教材のテーマについて分析を行うことも大事である。

ご指導いただいた内容を生かして、次の授業に生かしていきます。

 

これで6学年、すべての校内研究授業が終わりました。

1月には、研究発表会があります。子供たちの思考力が豊かに育つために、これからも研究を続けていきます。

 

 

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