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最終更新日:2020年5月2日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成15年12月10日指定
縄文時代前期中葉~後葉(今から約5500~5200年前)の環状集落から出土した資料です。七社神社前遺跡の環状集落では、直径約100~200メートルのドーナツ状の範囲で竪穴住居址が検出され、ドーナツ状の範囲の内側には土坑群が見つかっています。土坑群は墓域であると考えられ、各土坑からは主に縄文土器、あるいは石器等の資料が出土しています。縄文土器は浅鉢(あさばち)形土器と深鉢形土器で構成されており、特に浅鉢形土器は装飾性が豊かで優美なものが多く、大変貴重な資料です。
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