北区と区内3消防署が「災害時におけるり災証明書発行に関する協定」を締結

令和5年6月22日（木曜日）、北区役所において、東京都北区と区内に所在する王子・赤羽・滝野川の3消防署は、「災害時におけるり災証明書発行に関する協定」を締結した。
本協定は、北区と王子消防署、赤羽消防署及び滝野川消防署で相互協力し、災害時に発生した火災被害に係るり災証明書の発行及び、その根拠となる火災調査を円滑に行うため、被災者台帳情報の相互提供について、協定を調印したもの。

（写真：やまだ北区長と王子・赤羽・滝野川消防署長）

6月22日（木曜日）、東京都北区と区内に所在する王子・赤羽・滝野川の3消防署は、「災害時におけるり災証明書発行に関する協定」を締結した。

本協定は、北区と王子消防署、赤羽消防署及び滝野川消防署で相互協力し、災害時に発生した火災被害に係るり災証明書の発行及び、その根拠となる火災調査を円滑に行うため、被災者台帳情報の相互提供について、協定を調印したものである。

この日、北区役所（東京都北区王子本町1-15-22）で協定締結式が行われ、やまだ北区長は、「北区では今年度、被災者生活再建支援システム＊1の東京都共同利用版への更新を予定しており、本協定の締結と相まって、り災証明の発行のための実効性ある態勢と環境が整います。今後とも区内3消防署とより緊密に連携して災害対策にあたり、区民の安全・安心を確保していきます」と話した。

永池王子消防署長は、「関東大震災の発生から100年の節目に本協定が締結されたことに感慨を覚えています。この協定が近い将来に高確率で発生するとされる首都直下型地震の際に、被災者の生活基盤の早期復旧のため有効に機能できるよう取り組んでまいります」と話した。

*1　被災者生活再建支援システム
災害対策基本法に基づく、住家被災調査、り災証明書の発行、被災者台帳情報の管理等を行うためのシステム

（令和5年6月23日プレスリリース）