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掲載開始日:2024年2月15日

最終更新日:2024年2月15日

外出中の災害対策を学ぶ講座を開催

240215-3-12月11日(日・祝)、男女共同参画防災講座「どうする?外出中の災害~日常の習慣でこんなに変わる安全対策~」が北とぴあスペースゆう多目的室(王子1-11-1)で行われた。一般社団法人危機管理教育研究所代表の国崎信江氏を講師に招き、在宅時以外の様々な状況での被災を想定した防災対策について学んだ。
風水害に備えて気象情報をこまめに確認すること、「今ここで地震が起きたら」を日常的に想像すること等の話から、参加者たちは、防災を特別視するのでなく、生活に取り入れて行動する必要性を理解した様子だった。

(写真:水害ハザードマップを確認する様子)

北区は、令和2年3月に北区男女共同参画行動計画『第6次アゼリアプラン』を策定し、男女共同参画に関する施策を総合的かつ計画的に推進している。今回の防災講座は同計画にある、男女双方の視点に配慮した防災対策の充実を目的として開催された。

一般社団法人危機管理教育研究所代表の国崎信江氏を講師に招き、外出時の地震や風水害などによる被災に備え、普段から携帯しておきたいものやチェックしておきたい情報を学ぶため、区内在住・在勤の36名が参加。

北区は荒川をはじめ様々な河川が流れていることから、大雨により氾濫すると水害を引き起こす可能性がある。配付された『東京都北区水害ハザードマップ』を利用して、浸水被害予想地域を確認したほか、都市型水害といわれる内水氾濫への対策を学んだ。また、「大気の状態が不安定」をキーワードとし、積乱雲の発達を考え、気象情報をこまめに確認することや高台で過ごすようスケジュールを変更すること等のアドバイスも受けた。

また、地震は自宅にいるときに起きるとは限らないことから、国崎氏は外出先では「今ここで地震が起きたらどうするか」をイメージしていると話し、日ごろからの意識がとっさの身を守る行動につながること、防災・減災の視点を日常に取り入れることの重要性を訴えた。参加者たちは終始真剣にメモを取り、参加者同士で確認し合いながら、自分ならどうするかと有事の際の行動を想像している様子だった。

区内在住の女性は、「今ここで地震が起きたらどうするかをイメージしておくという考え方は、とても勉強になりました。公に広まっている知識だけでなく、講師の方の積み重ねた知識を聞き、自身の生活を振り返る良い機会にもなりました」と話してくれた。

(令和6年2月15日プレスリリース)

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