ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道 > プレスリリース > 令和6年2月プレスリリース > 【2月16日】アメリカの中学生が北区の小学生と交流

ここから本文です。

掲載開始日:2024年2月16日

最終更新日:2024年2月16日

アメリカの中学生が北区の小学生と交流

240216_3_12月14日(水曜日)にアメリカ合衆国にあるセブンヒルズスクールの中学生52名(男子25名、女子27名)が、4グループに分かれて区立小中学校を訪問した。
これは、北区が実施する中学校生徒海外交流事業の一環として行われたもの。同スクールとの交流は今年度で25年目。
この日、区立王子第三小学校(上十条5-2-3、石原淳校長)を訪れた12名(男子6名、女子6名)の同スクール生は、日本文化である「琴の演奏」「書道」や、アメリカでは馴染みのない「折り紙」や「こま回し」「けん玉」などの昔遊びを児童とともに体験。初めは緊張していた児童もこの日のために練習してきた英語やジェスチャーを使って、積極的に親交を深めていた。

(写真:児童たちと一緒に琴を体験する様子)

北区では、国際交流を通じて人間性を豊かにするとともに、国際社会に柔軟に対応できる人材を育成しようと、昭和63年から北区立中学校生徒海外交流事業を開始。アメリカ合衆国カリフォルニア州ウォルナットクリーク市にあるセブンヒルズスクールとの交流は、今年度で25年目となる。平成29年4月には、同市と「パートナーシティ協定」を締結し、これまで20名前後だった生徒の相互交流を、平成29年11月から40名前後に拡充。今回は、2月14日(水曜日)から16日(金曜日)の日程で同スクールの52名(男子25名、女子27名)が、4つのグループに分かれて区内の小・中学校を訪問して交流する。
2月14日(水曜日)、区立王子第三小学校に訪問した12名の同スクール生は、体育館で児童から歓迎を受けた後、5年生と「琴の演奏」「書道」、そして4年生と「けん玉」「羽根つき」「かるた」などの昔遊びを体験した。
「琴」体験では、児童たちがデモンストレーションで演奏した「さくらさくら」を聞き、初めて聞く琴の音色や独特な指使いに興味津々な様子。児童たちはこの日のために準備した説明資料を用いて、同スクール生に弦の数や指の使い方を英語で説明。指の弾き方などの難しい部分もジェスチャーを交えながら一生懸命説明していた。最後に、児童たちの手助けを受けながら「さくらさくら」を練習。なかには一曲すべて覚えて演奏するスクール生もいた。児童たちは演奏が終えると「パーフェクト!」「ナイス!」と激励を送った。その後、教室で行った「けん玉」「羽根つき」「かるた」等の昔遊び体験では、児童たちは身振り手振りや慣れない英語で生徒に遊び方を説明。上手くできると「グッジョブ!」など、声をかけながら親交を深めていった。スクール生は短い時間で児童たちと一緒にさまざまな昔遊びを体験し、言葉の壁を越えて楽しんだ。
5年生の児童たちは、「スクール生に琴を教えると、すぐに弾けるようになったので驚きました。英語が伝わっているか不安だったけど、スクール生がずっと楽しそうにしてくれていたので嬉しかったです」と語ってくれた。

(令和6年2月16日プレスリリース)

お問い合わせ

問い合わせ
王子第三小学校 ℡03-3907-2355
教育指導課 ℡03-3908-9287