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掲載開始日:2023年8月4日

最終更新日:2023年8月4日

北区平和祈念週間事業「すいとんの試食会」開催

230804-1-18月1日(火曜日)、北とぴあ地下1階展示ホール(王子1-11-1)で、「北区平和祈念週間」初日の恒例行事になっている「すいとんの試食会」が開かれた。
この試食会は、今年で21回目。新型コロナウイルスの影響で令和2年から中止となっていたが、今年は北区商店街連合会が企画・運営し、4年ぶりの開催となった。
訪れた人々は、手作りの温もりあふれるおいしいすいとんを堪能し、会場は平和な今を象徴するような笑顔と活気で満ち溢れていた。

(写真:すいとんを試食する来場者の様子)

「すいとんの試食会」は、「北区平和祈念週間」初日の恒例行事で、平和だからこそ食べられる美味しいすいとんを食べることを通じて、平和であることの尊さと手作りの温かさについて考えてもらおうと、平成12年からおかみさん元気クラブの企画・運営により実施されていたが、新型コロナウイルスの影響で令和2年から中止となっていた。今年はおかみさん元気クラブからバトンを受けた北区商店街連合会により4年ぶりの開催となった。

すいとんは、主食の米に代わる代用食として戦中戦後の食糧難を支えた代表的な食べ物で、当時のすいとんは具材がほとんど入っていない汁に水で溶いた小麦粉を入れたとてもシンプルなものだったが、このイベントで食されるのは、鶏肉やこんにゃく、大根など、平和だからこそ食べられる6種類もの具が入った具沢山の美味しいすいとん。商店街の方々が食材の吟味からだし汁作り、下ごしらえ、調理、提供までを行い、来場者には約200食分のすいとんが振る舞われた。

試食会の会場では、商店街の方々の人情味溢れる手作り料理に、子どもから大人まで幅広い世代の人々が自然と顔をほころばせていた。用意されたすいとんは完食されるほどの盛況ぶりだった。

すいとんを味わった男性は「年代によって味の感じ方が変わるかもしれないが、シンプルな味付けでとても美味しかった」と話してくれた。すいとんを完食した小学生の女の子は「すいとんは給食で食べたことがあるが、今日のすいとんのほうが美味しかったです」と満足そうに話した。

北区商店街連合会女性部の小松部長は「しばらくコロナウイルスの影響でできませんでしたが、商店街の皆さんのご協力もあり、開催することができました。平和を考える大切な事業なので、今後も継続していくべきだと自覚しています。今日作ったすいとんは商店街の「こんぶ」や「削りだし」専門のお店にご指導いただき、今の時代にあった良いだしが取れました。美味しく召し上がっていただけると嬉しいです」と話した。

(令和5年8月4日プレスリリース)

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