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掲載開始日:2023年8月29日
最終更新日:2023年8月29日
8月26日(土曜日)、豊島五丁目グリーンスポーツ広場(豊島5-6先)の一般利用開始に先駆けて、開設記念式典とオープニングイベントとして陸上教室及び北区少年野球連盟加盟チームによる選抜記念試合が行われた。
この日、イベントに参加した小中学生は、北区スポーツ大使であり、アテネ2004パラリンピックマラソン金メダリストである高橋勇市選手をはじめとしたアスリートたちと一緒に、実際に陸上競技場等で体を動かしながら、新しい施設でスポーツを楽しんだ。なお、施設の一般利用開始は9月1日(金曜日)から。
(写真:開設記念式典の様子)
東京都北区立豊島五丁目グリーンスポーツ広場(豊島5-6先)は、荒川を目の前にした魅力的な水辺空間の創出を図るとともに、身近なところで多様なスポーツができる場の拡充を目的として整備が進められてきた。同施設は、北区初の400mトラック8コースでタータン舗装(*1)の陸上競技場と、少年野球場を有する。陸上競技場の内側(インフィールド)は、多目的広場としてラグビー・サッカー・少年野球などの利用ができる。
晴天に恵まれたこの日、9月1日(金曜日)の一般利用開始に先駆けて、開設記念式典とオープニングイベントとして陸上教室及び北区少年野球連盟加盟チームによる選抜記念試合が行われ、約200人が参加。式典では、高橋勇市選手(北区スポーツ大使、アテネ2004パラリンピックマラソン金メダリスト)と伴走者が400mトラックを1周するデモンストレーションのほか、鈴木碧斗選手(東京2020オリンピック4×400mリレー代表)ら東洋大学陸上競技部(短距離部門)アスリートと小中学生がバトンをつなぐ400mリレーが実施された。高橋選手は「解放感があり、とても気持ち良く走る事が出来るトラックです。マラソン大会などの会場として多くの人に利用してもらいたいです。」と、北区に新しく陸上競技場が開設されたことへの喜びを語った。
その後、陸上競技場では東洋大学陸上競技部(短距離部門)4名を講師に陸上教室が行われ、約30人の児童が参加した。「速く走るには良い姿勢がとても大切。」や「足の動きだけでなく、手も正しく動かすことで、より速く走れます。」などのアドバイスを受け、参加者は短距離走のコツを学びながらタータン舗装の使い心地を体感している様子だった。また、隣の少年野球場では北区少年野球連盟加盟チームによる選抜記念試合が行われ、約30人の児童が新しい野球場での試合を楽しんだ。
400mリレーを体験した中学生の生徒は、「凄く気持ちよく走れて、とても楽しかったです。出来立てのトラックで走ることは初めてのことで、とても良い経験になりました。」と話し、身近にできた新しいスポーツ広場に心を躍らせている様子であった。
施設の利用についての詳細は以下ページへ
https://www.city.kita.tokyo.jp/sports/shisetsu/toshima5-greensports.html
タータンとは、陸上競技場の地面に舗装されている合成ゴムのこと。水はけがよく、雨の日でも競技を行うことができ、現代の陸上競技場トラックにおけるスタンダードな舗装となっている。
(8月29日プレスリリース)
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