ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道 > プレスリリース > 令和5年8月プレスリリース > 【8月29日】令和5年度一般会計補正予算(第3号)案を編成

ここから本文です。

掲載開始日:2023年8月29日

最終更新日:2023年10月4日

令和5年度一般会計補正予算(第3号)案を編成

北区は、総額3,112,021千円の令和5年度一般会計補正予算(第3号)案を編成し、「みんなで創る。北区新時代」の実現に向け、スピード感を持って区民のための政策を推進する。

区民のための7つの政策のうち、「区民サービスNo1の行財政改革」の実現に向け、区民への積極的な情報公開に向けた準備や、区職員全体のさらなる資質向上につなげる全体ビジョンの策定や健康経営の取組みなどの研修を検討する。次に、「子どもの幸せNo1」の実現に向け、多子世帯を支援するため、地方創生臨時交付金を活用した区独自の臨時特別給付を行うほか、子育て家庭の育児不安を解消するため、保護者の就労状況にかかわらない、定期的な預かり事業を開始する。続いて、「つながる医療・福祉No1」の実現に向け、アピアランスケア支援を行うため、医療用ウィッグや補正具等の購入経費の一部助成を行うほか、患者同士の交流や講演会を実施する。さらに、「区内産業支援で経済活性化」の実現に向けて、公民連携により「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」を発足し、新紙幣発行に向けた機運醸成など、シティプロモーションを推進する。このほか、「安全・安心No1の防災と北区強靭化」の実現に向けては、防災リスクを総点検し、システムの更新等に取り組むほか、マンション特有の防災対策の整備・啓発を目的として、多言語に対応したマンション防災マニュアルを作成する。

9月11日(月曜日)から開会される令和5年第3回東京都北区議会定例会に上程する。

令和5年度一般会計補正予算(第3号)の主要事業

区民サービス No1の行財政改革

1 広報活動運営費(増額)  1,000千円

北区の「基本姿勢」の実現に向け、区民への積極的な情報公開を推進するため、計画策定等の検討会の公開に向けた準備を進める。

2 職員研修費 (債務負担:限度額6,000千円)  -千円

区民ニーズを的確に捉えることができる人材を育成するため、全体のビジョンを策定し、現在の研修体系のあり方などを見直し、区職員全体のさらなる資質向上につなげる。また、健康経営の取組みなどに関する研修の実施も検討する。

子どもの幸せ No.1

1 多子世帯子育て支援臨時特別給付金事業費 78,734千円

長引く物価高騰の影響を大きく受ける多子世帯を支援するため、国による地方創生臨時交付金を活用した区独自の臨時特別給付金を給付する。

  • 対象:18歳以下の子ども7,500人 ※所得制限無し

 3人以上いる場合、世帯に3万円 ※1人増えるごとに1万円加算

  • 時期:令和6年1月支給予定 ※要申請者は同2月支給予定

2 民間保育所運営支援事業費(増額) 250,702千円

東京都補助金を活用し、子育て家庭の育児不安を解消するため、保護者の就労状況にかかわらない、保育所等での空き定員を活用した定期的な預かり事業を実施する。また、保育所等物価高騰緊急対策として、直営園を除く区内保育所に対し、物価高騰を踏まえた特別給付を行うほか、民間保育施設の事故防止・安全対策を行う。

  • 預かり対象:特定保育・保育等の利用対象者でない0~2歳児 ※3園でモデル実施
  • 時期:令和5年10月以降

3 私立幼稚園幼児教育振興費(増額) 39,532千円

4 私立認定こども園補助事業費(増額) 15,844千円

東京都補助金を活用し、子育て家庭の育児不安を解消するため、保護者の就労状況にかかわらない、幼稚園等での空き定員を活用した定期的な預かり事業などを実施する。

  • 預かり対象:2歳児 ※モデル実施:私立幼稚園3園、私立認定こども園1園
  • 時期:令和5年10月以降

5 都立特別支援学校給食費補助事業費 7,227千円

都立特別支援学校で提供されている給食や給食費の状況、支援制度の実態把握を踏まえ、4月に遡及した上で給食費を恒久的に補助する。区立小・中学校、幼稚園・認定こども園に続く給食費の補助を行い、23区トップレベルの給食費無償化を実現する。

  • 期間:恒久的事業
  • 対象:在籍約200人

6 保育所運営費(増額) 52,000千円

東京都補助金を活用し、区立保育園における園児の事故防止・安全対策を実施する。

  • 対象経費:ベビーセンサー設置、遊具の安全点検や修繕、事故防止カメラ設置など
  • 補助額:1園200万円(上限) ※直営26園分を計上

7 教育相談事業費(増額) 2,362千円

児童・生徒が「きたコン(学習用端末)」を活用し、気軽に相談できるように夏休み前に開設した「北区子ども相談ポスト」について、困難事案は心理士などの専門チームと連携し、個々に寄り添った支援を行う。併せて、相談員のスキル向上を図る研修を実施する。

8 児童生徒適応指導教室運営費(増額) 1,732千円

不登校対策として、現状の「ホップ・ステップ・ジャンプ教室(適応指導教室)」の運営状況や課題の抽出など、調査研究を進める。

9 区立認定こども園開設準備費(増額) 192,336千円

区立じゅうじょうなかはら幼稚園とうめのき幼稚園を統合・再編し、現在のうめのき幼稚園の場所で新たな区立認定こども園を開設するため、園舎の増築工事に着手する。

  • 開設:令和7年4月予定

つながる医療・福祉 No1

1 保健相談事業費(増額) 10,078千円

東京都補助金を活用し、アピアランスケア支援を行うため、医療用ウィッグや補正具等の購入経費の一部助成を行うとともに、患者同士の交流や講演会を実施する。

  • 対象:1人2回まで・計20万円、1回あたり上限10万円(ウィッグ・補正具)
  • 開始:令和5年10月(4月に遡及適用)

2 新型コロナウイルスワクチン接種関係費(増額) 854,848千円

新型コロナウイルスワクチン秋開始接種に要する接種体制を確保する。

  • 接種期間:令和5年9月から令和6年3月まで
  • 対象:生後6か月以上の全区民

区内産業支援で経済活性化

1 シティプロモーション推進費(増額) 19,200千円

北区ゆかりの偉人である渋沢栄一翁を肖像とする新一万円札の発行が1年後に迫るなか、「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」を発足し、新紙幣発行に向けた機運醸成を含め、公民連携によるシティプロモーションを推進する。

  • 区民提案事業の募集・運営、ライトアップイベント等

2 中小企業金融対策費(増額) 84,338千円

国による地方創生臨時交付金を活用し、新たな借換融資あっせん制度を創設する。

  • 融資額:2,000万円上限、融資期間10年(据置12か月)
  • 補助:信用保証料の1月2日補助、利子補給補助
  • 開始:令和5年9月から受付、同10月から保証料等を補助

安全・安心No1の防災と北区強靭化

1 防災施設等管理費 (債務負担:限度額156,000千円) -千円

防災に関する情報をより迅速かつ効果的に発信するため、総合防災情報システム及び同報系防災行政無線システムを更新する。

2 河川等維持管理費(増額) 6,255千円

豪雨災害が激甚化・頻発化しているなか、来年の出水期を見据え、区が運用する「北区水位・雨量情報システム」の閲覧性を向上させるため、区ホームページの更新を行う。

3 地域防災力パワーアップ事業費(増額) 4,558千円

マンション特有の防災対策の整備・啓発を目的として、マンション防災マニュアルを作成し、地域振興室や駅広報スタンドに設置する。また、多言語対応として、デジタル概要版を作成し、外国籍の方に区ホームページから情報提供を行う。

(令和5年8月29日プレスリリース)

お問い合わせ

所属課室:政策経営部財政課 

〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎3階15番

電話番号:03-3908-1105