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掲載開始日:2018年1月16日
最終更新日:2021年11月15日
「火災保険に加入しているのならば、保険金でリフォーム費用は賄える。」などとお金の負担がないことを強調し、最終的に住宅修理工事契約を結ばせることを目的とした手口が横行しています。
「地震で雨漏りしているところはありませんか」と男性が訪ねてきました。雨漏りは直したばかりだったけれど、屋上の防水工事が長年行われていないことを伝えると、「お金は取らない。保険金からもらうから」と屋上へ点検に上がりました。契約後不審に思い、やはり止めたいと思います。
工事関連の訪問販売は年間を通して常に行われています。屋根工事・外壁塗装・耐震工事・上下水道清掃など、傷んでいるので修理しないと大変なことになると危機感をあおるケースが確認されています。
高齢で一人暮らしの妹が、訪問した販売員が無料で見てあげると屋根に上がり「このままでは雨漏りする」と危機感をあおられて屋根工事を勧められて130万円の契約をしました。お金がなくて支払えないし、古い家で高額な工事の必要はないのでやめたいと言っています。
水道局員のような作業着を着用した人が「水道水の点検」と言って訪問し、高額の浄水器を契約させられるという苦情が増えています。
「近所で水道水の異臭の通報があったので、点検に回っています。」と言われたので、点検してもらいました。水道水に試験薬をたらすと、水の色が黄色になりました。「かなり細菌が出ています。このままでは癌になる危険性があります。浄水器を使えば細菌を除去することができます。」と説明されました。お金がないので買えないと断りましたが、「銀行まで車で送ってあげる。」としつこく勧誘され、根負けして契約書に署名し、預金を引き出して渡しました。
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