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掲載開始日:2023年10月2日

最終更新日:2023年10月2日

小学生が自分たちで植えた稲を収穫

231002-19月29日(金曜日)、区立浮間つり堀公園(浮間5-4-19)内の田んぼで、区立西浮間小学校(浮間2-7-1、校長:小島みつる)の5年生児童112名が、稲刈りを体験した。
この稲刈り体験は、社会科の農業学習の一環として、身近なお米のありがたみを児童に学んでもらおうと、春の田植え体験と合わせて実施しているもの。
秋を感じる気候の中、5月に自分たちで植えた稲を、鎌を使い一束ずつ丁寧に刈り取った児童たち。鎌の使い方に苦戦しながらも、実りの秋を肌で感じながら楽しく稲を収穫し、都内ではなかなか味わえない体験に、充実した表情を見せていた。

(写真:稲刈りの様子)

この体験は、社会科の農業学習の一環として区立西浮間小学校の5年生が毎年行っている。普段はあまり行う機会のない田植えや稲刈りを実際に体験することで、様々なことに対して好奇心や疑問をもつ気持ちを育むとともに、植物の成長の過程と毎日食べている一番身近な食物「米」のありがたみを学ぶことを目的としている。体験会場は、区立浮間つり堀公園*1内にある釣り池の中心に位置した約100平方メートルの田んぼ。

バッタやトンボが飛び交い秋を感じる気候の中、稲刈りに参加したのは、5年生児童112名。まず、園地管理スタッフから「稲の上の方を持って、地面から4,5cmのところで鎌を引いてください」との説明を受け、稲刈りに挑戦。初めは鎌の扱い方に苦戦した様子だったが、スタッフに教えてもらいながらコツをつかむと「慣れてきた!」や「楽しい!」など声を上げ、稲刈りに没頭していた。収穫後にはスタッフから、お米の収穫から食卓に並ぶまでの流れなどの話を聞き、お米を育てることの大変さや大切さを理解した様子だった。今回収穫した稲は約30kg。このもち米は、給食で味わう予定となっている。

体験を終えた児童は「初めて稲刈り体験をしました。スパッとたくさん刈ることができて楽しかったです」と笑顔で話した。

同校の小島校長は、「田んぼを見る機会がほとんどない子どもたちに、豊かな実体験をさせていただく貴重な機会となりました。社会科での学習で学んだ農業について、この稲刈り体験が生きた知識となったことと思います。これからも様々なことに興味をもって取り組んでほしいですね」と思いを語ってくれた。

*1 区立浮間つり堀公園(浮間5-4-19)
子どもから大人まで、初心者でも釣りが楽しめる公園。真ブナや金 魚が釣れる釣り池がある。園内にはショウブ畑・水田があり、緑豊かな公園の中でのんびりと釣り糸を垂らすことができる。

(令和5年10月2日プレスリリース)

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