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掲載開始日:2023年10月17日

最終更新日:2023年10月17日

「北区ティーンズ・ビブリオバトル」開催

231017-2-110月15日(日曜日)、区立中央図書館(十条台1-2-5)で、「北区ティーンズ・ビブリオバトル」が開催された。
「ビブリオバトル」とは、与えられた時間(公式ルール5分間)の中でおすすめの本を紹介し合い、一番読みたくなった「チャンプ本」を決定するゲーム感覚を取り入れた新しい書評合戦。この日、一押しの本を紹介したのは、区内在住の10代6名。各自5分の持ち時間で、身振り手振りを交えて熱弁を奮い、本の魅力を紹介した。それぞれの発表後には、2~3分間発表参加者と観戦者全員での発表に関するディスカッションを実施。投票の結果、「チャンプ本」には、『あと少し、もう少し』(著者:瀬尾まいこ/出版社新潮社)が発表参加者と観戦者による投票で選ばれた。

(写真:おすすめの本を紹介する浪江さん)

北区では、本の魅力をあらためて見つめ直し、本の面白さをほかの人に伝えることの楽しさを経験し、新たな読書活動への喚起を行うことを目的に、「ビブリオバトル」を開催している。
「北区ティーンズ・ビブリオバトル」は、人と人がお互いを分かり合うコミュニケーションの場としてゲーム感覚で行う知的な書評合戦。自分が面白いと思った本や、他の人にもぜひ読んでもらいたい本を公式ルールである5分間の中で紹介し、それぞれ発表後に2~3分間のディスカッションを行った後、投票で一番読みたくなった「チャンプ本」を決定する。この日、中学2年生から3年生までの区内在住6名が発表参加者として、おすすめ本を紹介した。
発表参加者たちは、それぞれの作品について、あらすじの紹介だけにとどまらず、一番印象に残った場面や言葉、本を手にとったきっかけについて説明するなど、様々な切り口から一押しの本を紹介。「こういう人に是非読んでほしい」、「リアリティを出すためのテクニックが随所に散りばめられている」など、それぞれの表現や熱い思いで観戦者の興味をひきつけたり、観戦者に問いかける形で発表に引き込むなど、持ち時間の中で最大限におすすめ本の魅力を伝えようと、様々な工夫を凝らした書評合戦が繰り広げられた。
集まった22名の観戦者たちも発表参加者の熱弁に真剣に耳を傾け、紹介後のディスカッションタイムでは積極的に質問をし、会場全体でコミュニケーションを深めた。最後に発表参加者と観戦者で投票を行い、「チャンプ本」を決定した。
 今回「チャンプ本」に選ばれたのは、「あと少し、もう少し」。紹介した区内在住中学3年生の浪江さんは、「家族に発表を聞いてもらうなど、今日に向けて準備をしてきました。とても緊張していたし、他の参加者も素敵な発表をしていたので自分の本が選ばれて驚いています。紹介した本の良さがみんなに伝わったと思うと、とても嬉しいです」と喜びを語ってくれた。

ビブリオバトル大会 紹介本一覧(※紹介順)

No

紹介本のタイトル

出版社

著者

1

後悔病棟

小学館

垣谷(かきや) 美雨(みう)

2

公開処刑人 森のくまさん

宝島社

堀内(ほりうち) 公太郎(こうたろう)

3

あと少し、もう少し

新潮社

瀬尾(せお) まいこ

4

手紙

文藝春秋

東野(ひがしの) 圭吾(けいご)

5

変な家

飛鳥新社

雨穴(うけつ)

6

流浪の月

東京創元社

凪良(なぎら) ゆう

(令和5年10月17日プレスリリース)

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