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掲載開始日:2023年10月20日

最終更新日:2023年10月20日

「小学生との区政を話し合う会」開催

231020-1-110月18日(水曜日)、北とぴあ(王子1-11-1)で、小学生から区政への意見や提案を聞く「小学生との区政を話し合う会」を開催した。
この日、区立小学校15校から推薦された5・6年生児童40名が7つのグループに分かれ、「「(仮称)北区教育ビジョン2024」の策定に関すること」をテーマに「Google Classroom」や「Jamboard」を駆使しながら意見をまとめ、やまだ区長をはじめとした区関係者の前で発表した。
各グループの発表では、誰もが学校で楽しく学び生活を送るために、北区や学校であったことが良いと思う取組として「いじめが簡単にスクールカウンセラーに伝えられるアプリや場所があると良い」や、「児童が学校に早く打ち解けられるように、他学年や同学年との交流の場を積極的に設けてほしい」など自信を持って提言していた。

(写真:児童の発表の様子)

北区では、さまざまな機会を通じて区民の声を区政に反映させていこうと、幅広い年代層からの広聴活動を行っている。その一環として、年少期から積極的に地域や区政に関心を持ってもらうために「小学生との区政を話し合う会」を平成13年度から実施している。
 今回は、区立小学校15校から推薦された5・6年生児童40名が北とぴあに集まり、「「(仮称)北区教育ビジョン2024」の策定に関すること」をテーマに話し合いと発表を行った。子どもたちは7つのグループに分かれ、司会者・発表者・書記の役割分担をしてから、個人で「誰もが学校で楽しく学び生活を送るために、北区や学校でどんな取組があったら良いか」について考えた。その後、グループ発表に向けて班での話し合いを開始。今年度から初めて「Google Classroom」や「Jamboard」を活用し、デジタルホワイトボードにリアルタイムで様々な意見を次々と書き込みながら意見を共有し、白熱した議論を進めていた。司会者は班の意見をまとめることに最初は苦戦していた様子であったが、互いの意見を尊重しながら、少ない時間の中で意見をまとめていた。
その後、区関係者を前にグループごとに意見を発表。「長期休みが終わった後に悩みを抱えて不登校になってしまうのを防ぐため、直接学校に行かなくても相談できるカウンセリング機能をきたコン(学習用端末)内で設けてほしい」や、「どんなことでも気軽に相談できる環境を作るために、スクールカウンセラーの人数を増やし自分が相談しやすそうなカウンセラーを選択できるようにしてほしい」など、それぞれ個性豊かな考えが発表された。
やまだ区長は「鋭い意見や、もっともだと思う意見が多く大変参考になった。本日いただいた意見をもとに、区・学校・教育委員会で一つひとつ丁寧に対応していきたい」と話した。
参加した6年生の児童は「(仮称)北区教育ビジョン2024を策定すると聞き、自分の意見を反映できるのではと思い参加しました。他の学校の児童と話すのは緊張したが、知らない人同士だからこそ正直に話し合いをすることができたと思います。台本なしでの発表は難しかったが、自分たちで考えた意見をしっかりと伝えることができて良かったです」と語ってくれた。

(10月20日プレスリリース)
 

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