令和5年度「スポーツの日」行事「スポーツ祭り2023」開催

10月9日（月・祝）、味の素ナショナルトレーニングセンター・イースト（西が丘3-12-22）で、令和5年度「スポーツの日」中央記念行事「スポーツ祭り2023」が開催された。スポーツ祭りは、多くの方々にスポーツ・レクリエーションの楽しさ、喜び、大切さを知ってもらうことを目的とするイベントで、平成21年から実施されている。この日は、室伏スポーツ庁長官、やまだ北区長らが参加した開会式や開会イベントの後、事前申込みによる参加型で行われた体験プログラムに地域の子どもや親子らが多く参加した。

（写真：室伏スポーツ庁長官と宇山賢氏による紙風船を使った体幹トレーニングの様子）

「スポーツの日」中央記念行事「スポーツ祭り」は、スポーツを楽しみ他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力のある社会の実現を願い、多くの方々にスポーツ・レクリエーションの楽しさ、喜び、大切さを知ってもらうことをねらいとして、味の素ナショナルトレーニングセンター（以下NTC）や国立スポーツ科学センター（西が丘3-15-1）などを会場に平成21年より開催されている。

この日、NTCイーストにて、事前申込みで当選した親子約540名が参加。オリンピアン・パラリンピアンらと一緒に体を動かしながらスポーツを楽しむ日となった。

開会式で室伏スポーツ庁長官は「スポーツはメダルを目指すだけではない。今日一日スポーツを楽しんでいきましょう」と話し、やまだ北区長は「区として、今後もスポーツ庁など関係機関との連携を強化しながら、トップアスリートのまちを推進していきたい。この祭りでスポーツの楽しさを知り、取り組むきっかけづくりにしていただければ」と挨拶した。その後、室伏スポーツ庁長官によるセルフチェック・改善エクササイズが行われたほか、新聞紙や紙風船を用いて自宅でもできるトレーニングを紹介。参加者たちは室伏長官に直接指導を受け、親子で楽しみながら運動を行った。

その後は、卓球、フェンシングや射撃などのオリンピック・パラリンピックスポーツ教室や選手たちの練習見学のほか、体を動かす様々な遊びを交えた体験プログラムに参加。「アクティブ・チャイルド・プログラム」では、氷オニや進化じゃんけんなど、楽しみながら全身を使う遊びのプログラムが行われ、大人も子どもも、大きく体を動かしながら、今回の行事にあわせて考えられたオリジナリティー溢れるゲームに親子で協力して取り組んでいた。また、隣のコートでは、スポーツチャンバラやゲートボールなど計6種のスポーツが体験できる「レッツ・チャレンジ！おもしろスポーツ」が実施された。多くの参加者が、初めて行うというスポーツがほとんどの中、スタッフの丁寧な指導のもと、ルールだけでなく作法なども学べる形で体験プログラムは進行した。

ビリヤードが一番楽しかったという小学3年生の男子児童は「いろいろなスポーツができるということで参加した。初めてビリヤードをやったけれどうまくできた」と話してくれた。児童の保護者は「普段馴染みのないスポーツだが、初心者でも子どもと一緒に楽しめたので良かったです」と話した。

なお、「スポーツ祭り2023」の特設サイト（外部サイトへリンク）ではスポーツ祭り当日のアーカイブ動画、スポーツや生活に関するお役立ち情報を31日（火曜日）まで公開している。

（令和5年10月11日プレスリリース）