＜事前案内＞「北とぴあ国際音楽祭2023」開催

11月11日（土曜日）から12月18日（月曜日）まで、北とぴあ（王子1-11-1）をメイン会場に「北とぴあ国際音楽祭2023」が開催される。これは、北とぴあ開館5周年の記念事業として始まったもので、多くの人に愛され、今日まで続いている。
期間中は、音楽とバレエを織り交ぜたラモー作曲の≪レ・ボレアード≫が日本で初めての全編本格上演となるほか、0歳から入場できるファミリー向けのコンサート、二人の俳優による語りと日本伝統楽器のアンサンブルによる世界初演の≪North to Nowhere≫の演奏、詩の情景を「耳」で感じるレクチャー付コンサートなどが催される。世界のさまざまな音楽に出会い、子どもから大人まで音楽を満喫できる音楽祭。多彩なラインナップで北区から芸術の秋を盛り上げる。

_{（写真：「リュリ作曲 オペラ ≪アルミード≫」（昨年の公演の様子））}

北とぴあ国際音楽祭は1995年、北とぴあ開館5周年の記念事業として開始。世界的なバロック・ヴァイオリン奏者、寺神戸亮指揮によるバロック・オペラ公演が高い評価を受けたこともあり、「北とぴあ」といえば「古楽」という評価が定着。現在では古楽を継承しつつ、より親しみやすい音楽祭を目指し、中世から現代まで「多様なクラシック」公演を実施している。ラインナップはバロック・オペラ、0歳から入場できる「芸大とあそぼうin北とぴあ」、古楽アンサンブルの公演、公募による参加公演など。約1カ月にわたり、バラエティに富んだプログラムで北区の芸術の秋を彩っている。
主催の北区文化振興財団は「古楽を軸に多彩なクラシック音楽を楽しめるのが北とぴあ国際音楽祭の醍醐味。メインは毎年好評のバロック・オペラで、昨年のリュリ《アルミード》は第21回佐川吉男音楽賞を受賞しました。今年はラモー最後のオペラ《レ・ボレアード》を日本で初めて全編上演。1763年の作品ですがリハーサル中に頓挫し、初演は20世紀も半ばになってから、という曰く付きの作品です。とはいえ、80歳で書き上げたとは思えない躍動感と自然描写の美しさは天下一品。昨年絶賛されたバロックダンサーたちが再び舞台を彩ります。和楽器の精鋭たちによる「J-TRAD Ensemble MAHOROBA」が、日本が世界に誇る作曲家・藤倉大の作品を世界初演する公演も必見です。和楽器の幽玄な世界と語りの融合によるまったく新しい舞台をお楽しみいただけます。」とコメントしている。

＜会　期＞

11月11日（土曜日）～12月18日（月曜日） 

＜会　場＞

・北とぴあ（王子1-11-1）
　JR京浜東北線・東京メトロ南北線　王子駅下車　徒歩2分
・滝野川会館（西ケ原1-23-3）
　JR京浜東北線「上中里駅」下車　徒歩7分
・旧古河庭園・洋館（西ヶ原1-27-39）
　JR京浜東北線「上中里駅」下車　徒歩7分
　東京メトロ南北線「西ケ原駅」下車　徒歩7分

公演日程等の詳細は【別表】または北とぴあ国際音楽祭ホームページ（https://kitabunka.or.jp/himf/（外部サイトへリンク））参照

【別表】北とぴあ国際音楽祭2023　公演日程

北区文化振興財団　主催公演

公演日	開演時間	公演名	会場	入場料
11月11日（土曜日）	午前11時/ 午後2時	芸大とあそぼうin 北とぴあ 世界がひとつになるために	北とぴあ さくらホール	全席指定 1階席 2,000円（北区民1,500円） 2階席 1,500円（北区民1,000円） ※0歳から入場可能。2歳以下は保護者の膝上鑑賞に限り無料。
23日 （木・祝）	午後2時	スティッラ・マリス 幾たび別れても ～名匠に彩られた旋律～	北とぴあ つつじホール	全席指定 3,000円（北区民2,500円　25歳以下2,000円）
28日 （火曜日）	午後7時	J-TRAD Ensemble MAHOROBA Concert ～North to Nowhere～	北とぴあ さくらホール	全席指定 S席：4,000円（北区民3,500円、25歳以下2,000円） A席：3,000円（北区民2,500円、25歳以下1,500円）
12月8日（金曜日）	午後6時	ラモー作曲  オペラ 《レ・ボレアード》	北とぴあ さくらホール	全席指定 SS席：8,000円（北区民7,000円、25歳以下4,000円） S席：6,000円（北区民5,000円、25歳以下3,000円） A席：3,000円（25歳以下1,500円）
10日（日曜日）	午後2時			全席指定 SS席：9,000円（北区民8,000円、25歳以下4,500円） S席：7,000円（北区民6,000円、25歳以下3,500円） A席：4,000円（25歳以下2,000円）

 

参加公演（公募による公演）、関連公演

公演日	開演時間	公演名	会場	入場料
10月29日（日曜日）	午後3時	パイプオルガン演奏会	北とぴあ1階 区民プラザ	入場無料
11月14日（火曜日）	午後6時30分	第100回 二期会オペラ研修所コンサート	北とぴあ さくらホール	全席指定 S席：4,000円（北区民3,600円） A席：3,000円（北区民2,700円） B席：2,000円（北区民1,800円）
18日（土曜日）	午後3時	～ウィリアム・バード没後400年記念公演～ 『バロック&能』	滝野川会館 大ホール	全席自由 4,500円（北区民4,000円、学生2,000円） 〈当日券〉5,000円
19日（日曜日）	午後1時30分	上野学園大学ロビーコンサート クラリネット四重奏	北とぴあ1階 区民プラザ	全席自由 入場無料
19日（日曜日）	午後3時	カテリーナ古楽合奏団『祝祭』	北とぴあ つつじホール	全席自由 4,500円（北区民4,050円、学生3,500円） 〈当日券〉5,000円
26日（日曜日）	午後3時	パイプオルガン演奏会	北とぴあ1階 区民プラザ	全席自由 入場無料
12月1日（金曜日）	午後7時	コントラバスアンサンブル It's Time for Double bass!!	北とぴあ つつじホール	全席自由 3,000円（北区民2,700円　学生1,000円） 〈当日券〉3,500円（学生1,500円）
2日（土曜日）	午後2時	箏 ＋ ピアノ・デュオコンサート 『悠久と今をつなぐ』	北とぴあ 14階カナリアホール	全席自由 3,500円 （北区民3,000円、学生2,500円） 〈当日券〉4,000円
6日（水曜日）	午後0時 午後3時	ルネサンスハープと歌、朗読 Mignonne, allons voir si la rose 見に行きましょう　薔薇の花を	旧古河庭園 洋館	全席自由 3,200円（庭園入園料込） 〈当日券〉3,500円
18（月曜日）	午後2時	ドイツリートで描かれた「おとぎの世界」 ～詩の情景を「耳」で感じるレクチャー付コンサート～	旧古河庭園 洋館	全席自由 3,850円 （北区民3,350円、学生2,850円）

（令和5年10月27日プレスリリース）