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掲載開始日:2023年12月8日

最終更新日:2023年12月8日

ハンガリー柔道選手団との交流会を実施

231208-2-112月4日(月曜日)に、今月3日まで開催されていたグランドスラム東京に出場したハンガリー柔道代表のプップ選手とアーコシュ代表コーチを招き、滝野川体育館で北区在住・在学の小中学生との柔道交流会を行った。
そして、6日(水曜日)には東京2020オリンピックに出場したカラカシュ氏が区立稲田小学校と区立赤羽岩淵中学校を訪れ、それぞれの学校で授業見学や柔道の指導を通して子どもたちと親交を深めた。
これは、世界トップレベルの選手との交流により、未来を担う子どもたちに夢と希望を与えるとともに、トップアスリートのまち・北区の推進や区民の国際理解の促進を目的としたものである。

(写真:アーコシュコーチ(左)・プップ選手(右)と打ち込み)

北区とハンガリー柔道協会は、東京2020オリンピック大会の区内事前キャンプの実施に伴い、大会前から交流を深めてきた。ハンガリー柔道選手団が12月2日(土曜日)と3日(日曜日)に行われたグランドスラム東京2023に出場のため来日したことから、今回の交流会が決定した。

4日(月曜日)、滝野川体育館(西ケ原2-1-61)で行われた柔道交流会には、区内在住・在学の小中学生17名のほか、柔道ハンガリー代表プップ選手(女子-52kg級)とアーコシュ代表コーチが参加。二人を相手に打ち込みや乱取りを行い、参加者たちはその力強さや技を肌で感じ、汗を流しながら充実感あふれる時間を過ごした。また、準備運動の際に日本語で数を数えていたことを受け、アーコシュコーチがハンガリー語での数え方を教えるなどの交流も見られた。

プップ選手は「今日一緒に柔道の練習をして、皆さん力強くて一生懸命で嬉しく思いました。これからも練習してさらに強くなってほしいです」と話した。

また、6日(水曜日)には、東京2020大会に出場(女子-57kg級)し、今年現役を引退したカラカシュ氏が区立稲田小学校と区立赤羽岩淵中学校を訪問した。

稲田小学校(赤羽南2-23-24)では、全校児童からハンガリー語のあいさつで迎えられたカラカシュ氏。各学年の授業にも参加し、腕相撲対決や長縄に挑戦したほか、習字体験ではリレー形式で「永」の字を完成させた。また、けん玉やヨーヨーなど日本の昔遊び体験では、児童が張り切ってやり方を教える様子も見られ、言葉の壁を越えて楽しんだ。児童たちはハンガリーと日本の文化の違いや共通点を見つけようと積極的に質問をし、親交を深めた。カラカシュ氏は児童たちに向けて「人生を楽しんでほしいし、できる限り勉強することが大切。そしてスポーツや音楽等なんでもいいので、情熱をもって取り組んでほしい」とエールを送った。

カラカシュ氏と長縄にチャレンジした児童は「以前にハンガリーの方々と交流したとき、自分は低学年でこうして一緒に遊ぶことはできなかったので海外の方と遊ぶのは初めてでした。とても楽しかったです」と話した。

赤羽岩淵中学校(赤羽2-6-18)では、柔道部の部活を訪問。同校柔道部をはじめ桐ケ丘中学校柔道部、区内柔道クラブから生徒・児童13名が参加した。初めに、赤羽岩淵中学校の代表生徒がカラカシュ氏に英語で歓迎の言葉を述べ、練習がスタート。柔道によるコミュニケーションを通してカラカシュ氏から組手や技のコツなどを学んだ。

区内柔道クラブの児童達は令和元年度にもカラカシュ氏をはじめとするハンガリー柔道協会と交流を行っており、およそ4年ぶりの対面での再会を喜ぶとともに、参加者全員で柔道や質問タイムを楽しみ、貴重な時間を過ごした。

(令和5年12月8日プレスリリース)

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