北区と山形県戸沢村が「東京都北区と山形県戸沢村の友好関係の構築と地域における子どもたちへの支援の促進に係る農産物等寄付についての申合せ」を取り交わす

12月20日（水曜日）、東京都北区と山形県最上郡戸沢村は、「東京都北区と山形県戸沢村の友好関係の構築と地域における子どもたちへの支援の促進に係る農産物等寄付についての申合せ」を取り交した。
これは、昨年度から「区内の子ども食堂等で活用できるように」とお米の寄付をいただいている戸沢村より、この取り組みを永続的に続けて行きたいとの要望を受け、両者間のより一層の友好関係の構築を目的に、本申合せを取り交わすに至った。

（写真：左からやまだ加奈子区長、加藤文明村長）

戸沢村は、平成4年度から「ふるさと北区区民まつり」で物産品の販売を開始し、平成11年からは「東京戸沢会（在京の戸沢村出身の親睦団体）チャリティ物産市」を北区立赤羽公園で行うなど、長年にわたり継続して取り組みを実施している。また、近年では平成30年度の記録的な豪雨の際には、区から戸沢村へ土のう1万枚の寄付の支援の実施、令和4年から5年にかけては、東京戸沢会から合計360kgものお米の寄付をいただくなど両者の関係は深まりを見せている。

この日、北区役所（東京都北区王子本町1-15-22）で「東京都北区と山形県戸沢村の友好関係の構築と地域における子どもたちへの支援の促進に係る農産物等寄付についての申合せ」が取り交わされ、やまだ加奈子北区長は「戸沢村との数十年という長い期間の交流の積み重ねが、今回に繋がった。これからも友好関係を築いていくことに加え、なにより子どもたちにとって必要な支援をお互いにしていくなどの交流ができたら嬉しい」と話した。

戸沢村の加藤文明村長は、「戸沢村は旅行に来た北区の子どもたちをお迎えできる環境は整っている。子どもたちの交流を通じて、さらに実が大きくなるような交流もできることを期待している」と話した。

（令和5年12月20日プレスリリース）