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最終更新日:2022年4月6日

令和3年度 校長・副校長講話(1学期)

1学期終業式の話(10月8日、校長)

 今日で1学期が終わります。1学期の始業式は4月6日にありましたが、そのとき、校長先生がどんなお話をしたか覚えているでしょうか。1年生は、同じ日に入学式がありました。その時の校長先生の話を覚えていますか。

 1年生の皆さんには、入学式で、「友達と仲よくしましょう」「お勉強を頑張りましょう」という話をしました。

 2年生の皆さんには、もう1年生ではないので、入学する1年生に分からないことを教えてあげたり、1年生のお手本になってください、という話をしました。

 3年生の皆さんには、中学年になったので、新しい勉強も始まります。1年生や2年生に立派な姿が見せられるよう、頑張ってください、という話をしました。

 3組の皆さんには、新しい学年になると、新しい役割や新しく頑張ることが増えると思います。頑張ってください、という話をしました。

 4年生の皆さんには、学校を2つに分けると、上級生の仲間に入ります。クラブ活動も始まるので、いろいろな場面で頑張ってください、という話をしました。

 5年生の皆さんには、ついに高学年の仲間入りです。学校のために働く機会が増えるので、力を合わせて頑張ってください、という話をしました。

 そして6年生の皆さんには、6年生は「学校の顔」と言われます。1年生から5年生をリードして、最高学年としての務めを立派に果たしてください、という話をしました。

 さあ、1年間の半分が過ぎました。一人一人が自分自身を、そして高学年の人は学年全体のことも振り返ってみてください。校長先生がお願いしたことは、どれくらい達成できているでしょうか。

 来週の火曜日からは、2学期が始まります。2学期も王子第三小学校はますますよい学校になるように、皆さんで頑張りましょう。

1学期のまとめをする(10月4日、校長)

 4月から始まった1学期も、あと一週間で終わります。学期の終わりや学年の終わりには、よく「まとめをしましょう」と言われます。校長先生も、みなさんに上手に1学期の「まとめをして」2学期を迎えてほしいと思います。今日は、一人一人が考える時間を少しずつとりながらお話を進めます。

 では、「まとめをする」とは、具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。自分だったらどうしますか。ちょっと考えてみてください。(間)

 皆さんが今考えたように、いろいろなまとめの仕方があると思いますが、校長先生からは、「振り返り」をすることをお勧めします。「振り返り」とは、今までのことをもう一度思い出して、それを改めて自分でよかったかどうか判断し直すこと、そしてこれからどうしていったらよいかを考えることです。

 そのために、次の3つのキーワードを使いましょう。1つめは「GOOD」です。このことはよくできた、こうしてみたことはよかった、というようなことです。さぁ、どんなことがありますか。(間)

 2つめは、「BAD」です。これはうまくいかなかった、残念ながらできなかった、というようなことです。こちらの方が考えやすい人が多いかも知れませんね。さぁ、どんなことがありますか。(間)

 3つめは「NEXT」です。「GOOD」と「BAD」で明らかになったことをもとに、次からはどうしたらよいかを考えましょう。「GOOD」のことは、うまくいった理由を考えるとともに、ぜひ2学期からも続けていくようにしましょう。「BAD」のことは、どうしてうまくいかなかったのか、どこがダメだったのかを考えてみましょう。そして、次はしないようにする、やり方を変える、などの方法を考えましょう。さぁ、次からはどうしますか。(間)

 さて、2学期に自分はどんなことを頑張ったらよいか、見えてきましたか。今日は「まとめをする」ための一つの方法を紹介しました。今、速すぎて整理できなかった人も、後で「GOOD」「BAD」「NEXT」を思い出して、もう一度考えてみてください。

王子第三小学校の二宮金次郎像(9月27日、副校長)

 この写真の像を見たことがありますか?王子第三小学校の通用門付近にありますね。王子第三小学校の創立10周年の記念に建てられました。今年が創立95周年なので、今から85年前に建てられたことになります。

 では、この人の名前は わかりますか?二宮金次郎と言います。二宮金次郎さんは、江戸時代末期(今から234年前)、神奈川県小田原市の農家に生まれ育ちました。二宮金次郎さんは、身長182㎝、体重94㎏、足の大きさ28㎝と、大きな人だったそうです。金次郎さんは、14歳で父親を16歳で母親を亡くしたため、おじさんのところでお世話になったそうです。

 夜、ランプの灯で本を読んでいると、おじさんから「だれのおかげで飯を食っていると思っているんだ。油がもったいない。」と言われ、さらには「百姓は勉強しなくてもよい」とまで言われてしまい、部屋では本を読めないため、まきを背負いながら本を読んでいたということです。その姿が像になっています。

 その後、金次郎さんは一生懸命働き自分の家をもう一度立て直し、さらに、飢饉が続いていて農作物がとれなくて困っている農民たちの救済に立ち上がり、600以上の農村を回り、農民たちを飢饉や借金苦から救っていったといいます。

 二宮金次郎像のお話に戻ります。二宮金次郎さんの7代目の、お孫さん(中桐万里子さん)の書いた本によると、金次郎が大事にしたのは、手に持っている本ではなく、背負っているまき。働くことや汗をかく勤労にこだわったそうです。しっかりはたらける人は、たくさん勉強することもできると教えています。

 小学校ではたらくって何かというと、例えば、掃除や日直、係活動とか、委員会活動とかいろいろありますね。お家のお手伝いもそうですね。

 さらに「像の本当のメッセージは足元。一歩前に踏み出した足です。それは自分が大切だと思うことは、人から何を言われようが貫き通す人になりなさい。どんなときも一歩前に出て行動することが一番大切。」というメッセージだそうです。確かに金次郎さんの足元を見ると一歩前に踏み出しています。

 皆さんにとって大切だと思うことは何ですか。これからの生活の中で、自分にとって大切なものをみつけていきましょう。

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真実のメダル(9月13日、校長)

 これは、オリンピックのメダルです。今から90年ぐらい前、昭和11年に、ドイツのベルリンという都市で開かれたときのものです。なんだか変ですよね。実はこのメダル、銀メダルと銅メダルが合わさっているのです。どうしてこんなメダルができたのでしょうか。

 棒高跳びという競技を知っていますか。棒高跳びは長い棒を使ってジャンプをして、4m以上の高さのバーを跳び越える競技です。高さで言うと、学校の校舎の2階の窓のところくらいになります。同じ高さに3回まで挑戦することができて、一番高いバーを跳んだ人が優勝となります。

 その競技の決勝でのことです。競技は夕方の4時から始まりましたが、あいにくの雨と強い風の中、選手たちは大変な思いをしながら戦いました。最後に残ったのは、大江季雄(おおえ すえお)選手と西田修平(にしだ しゅうへい)選手という2人の日本人を含む3人です。

 その中で、アメリカのメドウス選手が4m35cmを跳び、1位の金メダルを確定させます。大江選手と西田選手の記録はともに4m25cmでしたが、「これ以上、日本人同士で争うことはない」と2位3位決定戦をやらないことにしました。時間は夜の9時すぎ、ここまで5時間以上に渡る戦いで、2人とも疲れ果てていたのです。当時のルールでは、同じ高さを跳んだ2人はともに2位になるはずでした。

 ところが、次の日の表彰式では、同じ高さを1回目で跳んだ西田選手が2位、2回目で跳んだ大江選手が3位と発表されました。次のオリンピックから採用されるはずだった、「少ない回数で跳んだ選手の方をより高い順位とする」というルールを、審判が間違えて使ってしまったのです。そして、これがそのまま公式記録となってしまいました。

 その後、2位になった西田選手は、この決定はおかしいとずっと考えていました。また、大江選手は戦争で亡くなりますが、そのお兄さんも同じことを思っていました。そこで2人は相談をして、知り合いの宝石店へ2つのメダルを持ち込み、銀と銅、銅と銀、という世界に2つしかないメダルに作り変えてもらったのです。

 このメダルは2人の友情の証だとして、「友情のメダル」という紹介をされることがよくあります。もちろん間違いではありませんが、西田選手は晩年に受けたインタビューで、なぜこのようなメダルをつくったのか、という問いに、「審判が間違えたのだから、正さないといけない。スポーツはルールの通り行われなければならない」と答えたそうです。西田選手にとっては、「友情のメダル」であると同時に「本当のメダル」、「真実のメダル」だったのかも知れませんね。

 9月5日で東京2020オリンピック・パラリンピックも終わりましたが、選手たちの活躍などの思い出が、皆さんの心の中に、何かしらの思い出として残ってくれれば嬉しく思います。

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パラリンピックの精神に学ぶ(9月6日、校長)

 みなさん、このマークは何か知っていますか。そうですね。オリンピックの「五輪マーク」と言われるものです。5つの輪は世界の5つの大陸を表しています。また、5色の色は、背景の白を加えた6色で世界の国旗のほとんどを描ける色だと言われています。

 では、このマークは何か分かりますか。これはパラリンピックのシンボルマークです。オリンピックのマークが「五輪マーク」と呼ばれるように、このパラリンピックのマークは「スリーアギトス」と呼ばれています。

 「スリー」は3という意味ですね。「アギト」は、ラテン語という言葉で、「私は動く」という意味です。「困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現しているそうです。また、シンボルマークに使われている赤・青・緑の3つの色は、「世界の国旗で最も多く使用されている色」という理由があるそうです。

 では、この言葉はどういう意味でしょう。「It's ability, not disability, that counts」

 これは、パラリンピックの始まりとなるスポーツの大会を開催したことで、「パラリンピックの父」と言われているルードウィッヒ・グットマン博士が障害のある人たちにかけた有名な言葉です。日本語で言うと、「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」となります。

 私たちは、障害者というと「何か身体的に欠損(欠けているところ)のある人」「何かできないことがある人」などとマイナスのイメージをもってしまいがちです。でも、多くの健常者と言われる人たちにも得意なことや苦手なことがあるように、障害者の方たちも得意なことと苦手なことがある。それが障害によるものかどうかは問題ではない。というふうに考えることもできると思います。

 今、パラリンピックが開催され、日本人のパラリンピアンの活躍が連日テレビなどで報道されています。1,2,3年生は土曜日にしましたが、3組と4,5,6年生は今日、体育館でパラリンピックの動画観戦があります。残されたものを最大限に生かしているパラリンピアンの活躍を見て、一人一人が何かを感じてもらえれば嬉しく思います。

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夏休みを終えて(9月1日、校長)

 皆さん、夏休みはどうでしたか。夏休みの前の日に、校長先生からは、何か一生懸命取り組みたいことを見つけて、それを全力で頑張るなど、楽しく充実した夏休みを送ってほしいです、という話をしました。自分の42日間を振り返ってみて、どうだったでしょうか。

 校長先生は、自分で立てた目標の通り、10冊以上、合計12冊の本を読みました。仕事の本は勉強になりましたし、小説(物語)も楽しい本に出会うことができました。

 さて、皆さんも知っているとおり、新型コロナウイルスの感染がなかなか収まりません。今、流行しているデルタ株は、子どもにもうつりやすいと言われているので、今まで以上に警戒が必要です。そこで、これ以上感染を広げないために、皆さんに頑張ってほしい感染症対策について話します。

 これは「学校の『あたらしいにちじょう』」です。それぞれの教室にも配ります。ここに書いてある6つの約束は今までもしてきたことですが、改めて意識して、続けて頑張りましょう。

 1.毎朝検温をしましょう。少しでも熱があったり調子が悪かったら学校をお休みしましょう。
 2.しっかり手を洗いましょう。手を洗う流しやトイレに泡の出るハンドソープのボトルを置きましたので、丁寧に手洗いをしましょう。
 3.正しくマスクをつけましょう。不織布のマスクが一番よいと言われているので、できるだけ不織布のマスクをするようにしましょう。
 4.教室の窓を開けて換気をしましょう。
 5.友達と距離をとるなど、ソーシャルディスタンスを意識しましょう。
 6.給食は黙って静かに食べましょう。

 この6つを、一人一人が毎日頑張って、感染症対策をしてください。

 また、学校としても、感染を広げないために行事などをなくしたり、学習のスタイルを変えたりします。ちょっと不自由なこともあるかも知れませんが、王子第三小学校の全員で協力して、新型コロナウイルスの感染を食い止めましょう。

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夏休みに向けて(7月20日、校長)

 明日から42日間の夏休みが始まります。夏休みに頑張ったことが世界に紹介された、埼玉県の小学生の話をします。

 埼玉県に住む小学校4年生の柴田亮さんは、自分の家の庭の木にカブトムシが集まってくるのをよく観察していました。あるとき、「カブトムシは夜行性なのに、なぜ庭の木には昼間になってもカブトムシがいるんだろう」と不思議に思って、夏休みの間、ずっと庭の木に来るカブトムシの数を数えたそうです。

 そして、図書館でもカブトムシのことが書いてある本をたくさん読んで、そのうちの一冊の本を書いた大学の先生に、母親からメールで質問をしてもらいました。その先生は大変興味をもって、「理由は分からないけれども、夜のデータや一匹ずつのカブトムシのデータをとったら面白いと思うよ」とアドバイスをくれたそうです。

 そこで柴田さんは、次の年、5年生の夏休みに、庭に来るカブトムシの背中にアクリル塗料で印をつけて、一匹ずつのデータをとりました。夜も、ときには家族に頼んでビデオで撮影をしてもらって、真夜中にも観察をしました。

 その結果、大学の先生も驚くほどの量のデータが集まったので、大学の先生と2人の名前で論文を発表しました。すると、その論文は今年4月に世界的に有名な冊子に掲載されました。その論文を読んだ有名な研究者は、データの多さと正確さに「記録を集めた人間はとても素晴らしい」と言ったそうです。

 なぜ昼でもカブトムシが活動するのかは残念ながらまだ分かってはいませんが、6年生になった柴田さんはこの夏も観察を続ける予定だそうです。

 さて、夏休みは1か月以上あり、とても長いですが、毎日を何となく過ごしているとあっという間に過ぎてしまいます。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、家で過ごす時間が長くなる人も多いと思います。

 4年生のお友達は、夏休みは時間がいっぱいあるからプログラミングに挑戦するんだ、と嬉しそうに校長先生に教えてくれました。校長先生は、仕事の本と小説(物語)の本をそれぞれ5冊以上、合計10冊以上を夏の間に読むという目標を立てました。

 皆さんも何か一生懸命取り組みたいことを見つけて、柴田さんのようにそれを全力で頑張るなど、楽しく充実した夏休みを送ってほしいと思います。

コロナ感染防止×熱中症予防で夏を健康に(副校長、7月12日)

 東京に4回目の緊急事態宣言が発令されました。感染が再び広がっているため、私たちや私たちの大切な人達の命を守るためです。今まで通りコロナ感染防止対策(3密・手洗いや消毒・毎日の検温・マスクの着用)を守って生活しましょう。

 そして、これからは、熱中症対策も心がけなければなりません。カナダでは6月下旬から7月上旬にかけて気温49.6度を記録し、数百人の人が熱中症で亡くなりました。49.6度は観測史上最高だそうです。日本でも、これから気温の高い日が続き、一人一人が熱中症予防を心がけることがとても大切となってきますが、コロナ感染防止対策として今年の夏もマスクを着用する必要があります。

 しかし、夏場のマスク着用は、皮膚からの熱が逃げにくくなり、気づかないうちに脱水になるなど、熱中症のリスクが高まります。そのため、外で人と十分な距離(2メートル以上)を離れているときはマスクをはずしてもよいこととなっています。詳しくは各クラスにリーフレットを配りますので見てください。

 みんなで、コロナ感染防止と熱中症予防を両立させて夏を健康に過ごしましょう

いじめは絶対にしてはいけません(校長、7月5日)

 今日は、いじめは絶対にしてはいけません、というお話をします。

 イソップ童話に「子どもとカエル」というお話があります。そのお話を紹介します。

 ある日のこと、5人か6人ぐらいの子どもたちが池のそばで遊んでいました。すると、その中の2、3人が、面白半分に、水の中へ石をポンポン投げ始めました。
ところが、池の中にはたくさんのカエルが住んでいたので、子どもたちの投げた石にあたって何匹かのカエルがけがをしてしまいました。
しばらくがまんしていたカエルたちも、あまりにひどいので、一番年を取っていて利口なカエルが池から頭だけを出して言いました。
「みなさん、お願いですから石を投げるのをやめてください。」
すると、子どもたちは答えました。
「ぼくたちは何も悪いことをしないよ。ただ、石を投げて遊んでいるだけだよ。」
しかし、年寄りのカエルは、
「そうかも知れませんが、みなさんが遊び半分に投げる石で、私たちはひどいけがをしてしまいます。そのうちに死んでしまう者も出るかも知れません。あなたたちには遊びでも、私たちにとっては命の問題なのです。」
と、言いました。すると、子どもたちは何も言い返せずに、みんなこそこそと家へ帰ってしまいました。

 このお話の子どもたちとカエルは、いじめている人といじめられている人の関係を分かりやすく表しています。いじめている方は遊び半分でも、いじめられている方は命の問題なのです。

 王子第三小学校は、どんな理由があろうと、「いじめ」は絶対に許しません。
 もし、今、あなたが軽い気持ちで誰かをからかっていたり、嫌がることをしていたりしたら、取り返しがつかないことになる前に、今すぐにやめなさい。
 あなたの周りに、「いじめ」ではないかと疑われる行為があったら、すぐに誰でもいいので大人に知らせましょう。
 もし、自分が「いじめ」にあっていると感じたら、一人で苦しむのではなく、誰でもいいからそのことを相談してください。

 王子第三小学校の先生たちは、いじめを絶対に許しません。そして、いじめられた人を必ずしっかりと守ることを約束します。

プール開きの話(校長、6月28日)

 今日はいよいよプール開きです。新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年度は水泳学習ができなかったので、3年生から6年生は2年ぶりの水泳の学習となります。また、1年生と2年生は、王三小のプールでは初めての水泳の学習となりますね。

 水泳の学習が普段の体育の学習と違うのは、何と言っても水の中で身体を動かすということです。普段、皆さんは空気の中で生活をしています。空気の中ではできることも、水の中ではうまくできません。例えば、走ろうと思っても水の抵抗があってうまく走れませんし、頭まで水に入ってしまえば呼吸もできません。

 でも、水の中だからできることもあります。例えば、空気中では身体は浮きませんが、水の中では身体を浮かすことができます。そしてその状態で上手に身体を動かすと泳ぐことができて、走るよりも速く水の中で移動することができます。水泳の学習では、ぜひそのような経験をたくさんしてください。

 それから、もう一つ水泳の学習で大事なことは、水の事故に遭わないようにすることです。残念ながら、毎年、夏になると海や川、湖などで、水の事故で亡くなる小学生がいます。昨年度は、北区の隣の板橋区で小学2年生の男の子が川で溺れて亡くなりました。

 そのような事故を防ぐために、3年生から6年生までは、9月に着衣泳といって洋服を着たままプールに入るという学習をします。1、2年生は着衣泳をしませんが、全員が水の事故に遭いそうになったときに慌てないよう、うまく泳ぐことだけでなく、水に慣れるということを一つの目標にして水泳の学習に取り組んでほしいと思います。

梅雨とあまがえる(6月21日、校長)

 関東地方も梅雨に入りました。梅雨はとても雨が多い季節です。今日は、「あまのじゃくなかえる」という昔話をします。

 むかし、むかし。あるところにあまがえるの親子がいました。
 子どものかえるは、ちっとも親のかえるの言うことを聞かず、反対のことばかりしていました。
 親のかえるが、暑い日に「今日は暑いなあ」と言うと、子どものかえるは「今日は寒いなあ」と言います。
親のかえるが、「肉を買ってきて」と言うと、子どものかえるは魚を買ってきます。
 こんなふうに、なんでもかんでも親のかえるの言うことの反対ばかりをしていたので、とうとう親のかえるは重い病気にかかってしまいました。
 親のかえるは、いよいよ死にそうになったときに、こう思いました。
 死んだら山にうめてもらいたいけれども、今までいくら言っても反対のことばかりする子だから「山にうめてくれ」と言うと、川のそばにうめるだろう。だから「川のそばにうめてくれ」と言えば、きっと山にうめてくれるに違いない。
 そこで、子どものかえるを呼んで、「私が死んだら、川のそばにうめて、墓をたててくれ」と言って息を引き取りました。
 子どものかえるは、そのとき初めて親のありがたさが分かり、
 ああ、自分は、今までなんでもかんでも親の言うことの反対ばかりをしてきて申し分けなかった。親が死ぬときに「川のそばにうめてくれ」と言ったから、せめてひとつぐらい言う通りにしよう。
と言って、泣きながら、親のかえるを川のそばにうめて、お墓をたてました。
 ところが、川のそばなので、雨が降るたびに川の水があふれてお墓が流されそうになります。
 それが心配で、あまがえるは、今でも雨が降りそうになるとゲコゲコと鳴くそうです。

 今日から、王子第三小学校は、読書期間に入ります。図書館には、おもしろい本がたくさんあります。先生たちのおすすめの本の紹介も、1階の職員室前に貼ってあります。雨が降って、外で遊べないときなど、そんな日には、本をたくさん読めるといいですね。

鳥の十戒~ミントに寄せて(6月14日、校長)

 先週の月曜日の夕方、王三小で飼っていたインコのミントが息を引き取りました。息を引き取った、というのは死んでしまった、ということです。飼育委員の人たちが毎日一生懸命お世話をしていましたが、もう体が弱ってしまっていたようです。

 鳥を飼う人に向けた「鳥の十戒」というものがあります。これは、鳥を飼う人が絶対に守ってほしい10個の約束、というような意味です。少し長いですが、簡単な言葉にしたものを読みます。ちなみに「私」とは鳥のことです。鳥から話しかけられているような気持ちで聞きましょう。

1.私は10年かそれ以上生きるでしょう。飼い主と別れるのはとても辛いのです。お家に連れて帰る前にそのことを思い出してください。
2.あなたが私に何をしてほしいか、理解する時間をください。
3.私を信じてください。それが私の幸せにとって大事なのです。
4.長い時間、私に対して怒らないでください。罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには仕事や楽しいことがあり、友達もいます。でも、私にはあなたしかいないのです。
5.私に時々話しかけてください。あなたの言葉が理解できなくても、話しかけてくれれば、あなたの声はわかります。
6.あなたが私にしてくれたことを、私はずっと忘れません。
7.私を叩く前に、私にはくちばしがあって、あなたの手の骨を簡単に噛み砕いてしまうこともできるということを、思い出してください。でも私は噛みません。
8.私を可愛くない、だらしないと叱る前に、そうさせる原因があるかどうか考えてみてください。たぶんおいしい食べ物をもらっていないか、遊んでもらっていない時間が長すぎるのです。
9.私が年おいても世話をしてください。あなたも年をとるのですから。
10.私が最後に旅立つとき、一緒にいてください。「見ていられない」とか、「自分のいないときであってほしい」なんて言わないでください。あなたがそこにいてくれれば、どんなことも平気です。あなたを愛しているのですから。

 少し難しかったかも知れませんが、1は「飼うならば最後まで責任をもってください」という意味ですし、6は「人間と同じで、自分がされて嫌なことはしないでください。されて嬉しいことをしてください」という意味です。

 今、ペットを飼っているみなさんはもちろん、今飼っていなくてもこれからみなさんがペットを飼うことがあれば、今日のお話を思い出して、王三小でミントを大事にしたように大切に飼ってあげてくださいね。

時の記念日(6月7日、校長)

 今週の木曜日、6月10日は時の記念日です。皆さんの教室にもある時計。時計はなぜ今のような右回りなのか考えたことはありますか。

 それは、昔は時間を見たり図ったりするために「日時計」を使っていたからなんです。4年生以上の人は、理科の学習で、天気のいい日に地面に棒を立てて、影の場所を記録して太陽の動きを調べるという学習をしたことがあるでしょう。そのように、地面に立てた棒の影が時間がたつと動いていくことを利用したのが日時計です。

 皆さんの住んでいる日本がある「北半球」(地球儀の上半分)では、この影の動きが右回りなので、今の時計も右回りになったと言われています。ちなみに、オーストラリアなどがある「南半球」(地球儀の下半分)では、影は左回りになります。でも、世界中どこでも、時計は右回りです。これは、時計ができた頃には、北半球にある国が世界で中心となって文明を築いていたからなんですね。

 他にも、1日はなぜ24時間で、午前と午後は12時間ずつなのか、時計の文字盤の一番上はなぜ0でなくて12なのか、など時計や時間について調べてみると面白いことがたくさんあります。時間があるときに自分のパソコンで調べてみるといいですね。

引き渡し訓練(5月29日、校長)

 日本では、小さい地震を含めると1年間に約1000回の地震が起こっています。緊急地震速報が鳴るときもありますが、ほとんどは突然起きて、皆さんが机の下などで身を守っているうちにおさまるぐらいの地震です。

 でも、もしかしたら起こるのではないかと言われている「東海地震」という地震は、東日本大震災の時の地震ぐらい大きな地震になるのではないかと考えられています。それくらい大きな地震なので「あと何時間のうちに起こるかも知れない」と予想したときには、「警戒宣言」というものが出て、本当に起こっても被害を小さくしようという努力をみんなでするのです。

 例えば、電車やバスが止まったり、学校の前の環状七号線という道路が通行規制がされたりするかも知れません。学校では、すぐ授業をやめて、帰りの支度をして、おうちの人に迎えに来てもらうようにします。

 その時、あわてずに安全に、皆さんがおうちの人に会って一緒に帰れるようにする訓練が、今日の引き渡し訓練です。今は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ているので、今日、実際に訓練をするのは1年生だけですが、2年生から6年生の皆さんも実際に引き取りになったらどうなるかな、と自分で考えて、家に帰ったらおうちの人とぜひ話をしてみてください。

 地震はいつ起こるか分かりません。日頃からできる準備は、一人一人がしておきましょう。

 最後に。「一人に一つ、命を大切に」

「SDGs」(5月24日 全校朝会、副校長)

 みなさんは、「SDGs(エス・ディー・ジーズ )」という言葉を知っていますか。
日本では「持続可能な開発目標」といわれています。「SDGs」とは、世界中の国々が一緒になって、みんなが幸せに暮らすことができる世界にしようという強い思いを込めてつくった目標のことです。

 今、世界はさまざまな問題に直面しています。例えば、地球温暖化。温暖化により世界中で異常気象が増えています。猛暑や豪雨、台風の発生が増えています。ゴミ問題。日本では賞味期限が切れた商品を捨ててしまいます。世界には、食べることが出来なく苦しんでいる人たちがたくさんいます。まだまだ他にも問題がたくさんあります。これらの問題に向き合うために、国際連合は、2030年までに達成すべき目標を17個定めました。時間の都合で、17個の目標を紹介は出来ませんが、どんな目標があるかは調べてください。

 さあ、みなさん今一度、自分の身の回りを見渡してみて、17の目標の中で自分にできることを考えてください。そして行動してください。

 先生が取り組んでいることを1つ紹介します。最近は、スーパーやコンビニ などでレジ袋が有料になり、エコバッグを持ち歩く人が増えてきました。先生のカバンの中にはエコバッグが入っています。そして、買い物をした際には、必ずエコバックを使用します。レジ袋など使い捨てのプラスチックゴごみを出さないためです。

 学校では、昨年の10月から「牛乳パックリサイクル」に取り組んでいます。リサイクルをすることで、ゴミの削減はもちろん、二酸化炭素排出量の削減にもつながっています。
私たち一人一人ができることはとても小さいけれど、何か始めなければ、真剣に考えなければ目標を達成することはできません。自分にできることを考えて積み重ねていきましょう。今日は、SDGs についてのお話でした。

 ぜひ、みなさんが取り組んでいる事があれば教えてください。

「自然の移り変わり」(5月17日 全校朝会、校長)

 3月から4月に咲いていた桜もすっかり散って、木々の緑がとても美しいですね。

 王子第三小学校は、目の前に環状七号線が通っているような都会の学校ですが、よく見ると校庭の周りには大きな木が植えられていたり、用務主事さんや皆さんが育てている植木鉢の花がきれいに咲いていたりして、自然がたくさんあるな、と思います。。

 実は、校長先生は、まだこの学校の校長先生になる前、3月に王子第三小学校に来たことがあります。その時に、副校長先生に学校を案内してもらったのですが、その時に、校庭にある小さな池を見せてもらいました。どこにあるか分かりますか。

 そうです。学級園の入口の辺りですね。

 その頃、そこには、ある生き物の卵がありました。何でしょう。そうです。カエルの卵です。カエルは水の中に卵を産むのですね。

 そして、4月。校長先生として王子第三小学校に来たときには、その卵がオタマジャクシになっていたのを覚えています。

 では、今、そのオタマジャクシはどうなっているか知っていますか。まだ、オタマジャクシのままでしょうか。全部カエルになっているでしょうか。オタマジャクシとカエルが両方いるでしょうか。

 答えは…、休み時間などに自分で確かめてみましょう。

 4年生は、自分の木を決めて1年間観察し続けるという理科の学習がありますね。身近な自然の移り変わりを感じて、時にはそれを詳しく観察するのもとてもよいことです。自然の移り変わりを感じた、見つけた、ということがあったら、ぜひ校長先生や担任の先生などに教えてくださいね。

「挨拶をしよう」(5月10日 全校朝会、校長)

 王子第三小学校では、朝、門に立って挨拶当番の人が皆さんに挨拶をしていますね。校長先生も、毎朝、皆さんと元気な挨拶ができて嬉しく思っています。

 ところで、人はなぜ挨拶をするのでしょうか。地球上の動物の中で、お辞儀をしたり握手をしたりしながら挨拶をするのは人間だけと言われています。なぜなのでしょうか?

 先生は山を歩くのが好きで、時々近くの山にハイキングに出かけます。ハイキングに行って山道を歩いていると、時々、他の人とすれ違うことがあります。前から見知らぬ人がこちらに向かって歩いてくると、少し緊張します。人でも、他の動物でもそうですが、知らない者同士が出会うと、本能的に身構えてしまうのです。

 もしかしたら、そんなことはめったにありませんが、その人が自分に対して攻撃してくるかもしれないので、万が一の時のために、反撃する体制を作るわけですね。

 そんなときに、どちらからともなく「こんにちは。」と声かけをすると、ほっとして、とても安心した気持ちになります。

 つまり、挨拶というのは、自分はあなたの敵ではないのですよ、あなたに危害を加えるつもりはありませんよ、ということを知らせるために発する言葉なのです。

 ヨーロッパやアメリカの人たちは、挨拶でよく握手をします。手を握り合うという動作は、自分は何も武器を持っていませんよ、ということを相手に知らせるために行うのです。だから、人と人とが仲良くなるための第一歩として、まず挨拶ができると言うことはすごく大事なことなんです。

 みなさんこれからも毎日よいあいさつを続けましょうね。

「目には青葉」(4月26日 全校朝会、副校長)

 校庭の木々の緑がとても美しい季節となってきました。空を見上げれば、青空が広がりとても心地よく感じられます。この時期を迎えると、先生は「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」の俳句を思い浮かべます。この俳句は、江戸時代の俳人「山口 素堂」の季節感をとてもよく表した句です。 

 さて、これからゴールデンウィークの連休に入ります。みなさんも楽しみにしていることと思いますが、今年もコロナウイルス感染拡大防止のため、スティホームが基本となります。

 ぜひ、これから迎えるゴールデンウィーク中の家での過ごし方を、おうちの人と一緒に考えてみてください。例えば、先程紹介したような俳句を詠んだり、本を読んだり、絵を描いたり、音楽を聴いたり、おうちの人と一緒に料理を作って食べたりするのも素敵ですね。または、学校から持ち帰るパソコンを使って、いろいろなことを調べてみるのも楽しいかもしれません。

 みなさんの工夫次第で、いつもと違った思い出に残るゴールデンウィークとなるかもしれません。みなさん、ゴールデンウィーク中も元気に過ごしてくださいね。

「マスクをしよう」(4月19日 全校朝会、校長)

 新型コロナウイルスがずっとはやっていますね。東京都の北区を含む23区にも「まん延防止等重点措置」が出されています。

 さて、皆さん、新型コロナウイルスは、どうやって人から人にうつるか、知っていますか。

 例えば、ウイルスを手で触ったら、感染するでしょうか。答えは「しません」

 おでこにウイルスがついたら、感染するでしょうか。答えは「しません」

 ウイルスは、目、鼻、口からだけ感染することが分かってきました。難しい言葉で言うと、粘膜 から感染するのです。

 例えば、ウイルスのついた手で目をこすると、感染する可能性があります。同じように鼻をこすっても感染の可能性があります。

 でも、いちばん感染が広がりやすいと言われているのは、口です。感染している人が咳やくしゃみをしたり、会話でつばがとんだりすると、ウイルスが口から飛び出して空気中をただよいます。それを口で呼吸をするときに吸い込むと、感染の可能性があるのです。

 では、どうすればそれを防げるでしょうか。とても有効だと言われていること、それはマスクをすることです。

 マスクをしていると、口で呼吸をするときに、ウイルスを吸い込む可能性がとても低くなるそうです。また、自分が感染していたとしても、それを人にうつす可能性がとても低くなるそうです。

 マスクは息苦しかったり、めんどうくさかったりするので、つい外したくなるときもあるかと思います。でも、給食の時以外は、がまんしてつけていてください。それが新型コロナウイルスの流行を防ぐことにつながるのです。

 王三小全員で頑張りましょう。

入学式式辞(4月6日、校長)

 54名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、今日から王子第三小学校の1年生です。校長先生や王子第三小学校の先生たち、2年生から6年生までのお兄さん、お姉さんも、みなさんが入学するのをずっと待っていました。

 私は、校長の石原 淳です。覚えてくださいね。よろしくお願いします。では、校長先生から皆さんに、こんなことを頑張ってほしいということを言います。

 一つめは、友達と一緒にいろいろなことを頑張りましょう。
 どんなふうに頑張るかというと、まず、友達と「仲よく」しましょう。勉強でも遊びでも「仲よく」すると、いいことがいっぱいあります。

「仲よくする子」になってください。

 それから、友達と「元気に」遊びましょう。「元気に」遊ぶと体力がついて、健康に過ごすことができます。

「元気な子」になってください。

 二つめは、お勉強を頑張りましょう。
 どんなふうに頑張るかというと、まず、いろいろなことをよく「考え」ましょう。難しいお勉強も、よく「考える」と、できるようになります。

「考える子」になってください。

 それから、最後まで「やりぬき」ましょう。途中であきらめないで最後まで頑張ると、どんどん賢くなることができます。

「やりぬく子」になってください。

 皆さん、明日から、今お話ししたこの4つのことを、みんなで頑張りましょうね。
 では、これから、皆さんのお家の人にお話をします。少し待っていてくださいね。

 改めまして、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 今年度より本校校長を務めます、石原淳と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。本日より、大切に育ててこられたお子様を、確かにお預かりいたします。

 先程の話の中で掲げたこの4つ「元気な子」「考える子」「やりぬく子」「仲よくする子」は、本校の教育目標でもあります。この教育目標に向かい、お子様一人一人のよさや可能性を最大限に伸ばせるよう、教職員一同、全力で取り組んで参ります。

 どうぞ、本校の教育にご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 では、1年生の皆さん、明日から元気で学校に来てくださいね。以上をもって、式辞といたします。

1学期始業式の話(4月6日、校長)

 皆さん、おはようございます。お話を始めます。

 今日から、令和3年度のスタートです。皆さんは、学年が一つ上がりましたね。

 2年生の皆さん。皆さんは、もう1年生ではありません。今までは、一番下の学年でしたが、今度は1年生に分からないことを教えてあげたり、1年生のお手本になる番です。しっかり頑張りましょう。

 3年生の皆さん。皆さんは「中学年」になりました。もう「低学年」ではありません。理科や社会、総合の勉強なども始まります。1年生や2年生に立派な姿が見せられるよう、頑張ってください。

 4年生の皆さん。皆さんは、学校を2つに分けると、上級生の仲間に入ります。クラブ活動も始まり、いろいろなところでの活躍も増えるでしょう。ぜひ、頑張ってください。

 途中ですが、3組の皆さん。皆さんは、1年生から6年生まで、ほかの学年の友達と一緒に活動することが多いですが、新しい学年になると、きっと新しい役割や新しく頑張ることが増えると思います。一人一人が精一杯頑張ってください。

 5年生の皆さん。皆さんは、ついに「高学年」の仲間入りをしました。6年生と共に委員会活動を行い、学校のために働きます。そのほかにも、学校のために働く機会が増えます。力を合わせて頑張ってください。

 さて、6年生の皆さん。皆さんは「最高学年」です。6年生は「学校の顔」と言われます。6年生が素晴らしいと、「王子第三小学校は素晴らしい学校だ」と言われます。1年生から5年生をリードして、「最高学年」としての務めを立派に果たしてください。期待しています。

 これで、校長先生のお話を終わります。

お問い合わせ

東京都北区立 王子第三小学校

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電話番号:03-3907-2355

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