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最終更新日:2024年4月3日

令和5年度 校長・副校長講話(2学期)

修了式の話(3月22日、校長)

明日の卒業式を残し、今日で、令和5年度が終わります。2年生から6年生は、4月の始業式で校長先生がどんな話をしたか、覚えていますか。1年生は、入学式で校長先生がした話を覚えている人がいるでしょうか。

1年生の皆さんには、入学式のとき、よく考えてあきらめずに勉強しよう、友達と仲よく元気に生活しよう、という話をしました。

2年生の皆さんには、始業式で、もう1年生ではありません。立派な1年生のお手本になってくださいと話しました。

3年生の皆さんには、もう「中学年」です。理科や社会、総合の勉強も始まるので頑張りましょう、と話しました。

3組の皆さんには、新しい役割や新しく頑張ることに一生懸命取り組みましょう、と話しました。

4年生の皆さんには、学校を2つに分けると、上級生の仲間に入ります。クラブ活動も始まって活躍する機会も増えるので頑張りましょう、と話しました。

5年生の皆さんには、「高学年」の仲間入りをしました。6年生と共に委員会活動を行うなど、学校のために働く機会が増えます。力を合わせて頑張りましょう、と話しました。

そして、6年生の皆さんには、いよいよ「最高学年」です、と話しました。6年生は「学校の顔」と言われ、6年生が素晴らしいと、「王子第三小学校は素晴らしい学校だ」と言われます。1年生から5年生をリードして、「最高学年」としての務めを立派に果たしてください、と話しました。

さて、1年間、自分自身を振り返ってみて、どうですか。よく頑張れたな、と思う人、もう少しだったな、と思う人、それぞれでしょう。高学年の人は、クラスとして、学年としてもどうだったか、ぜひ振り返ってみてください。

そして、1年生から5年生は、新しい学年で精一杯頑張ろう、という気持ちを胸に、4月6日に元気で登校してきてほしいと願っています。6年生は、王子第三小学校で過ごした6年間の思い出を胸に、中学校でも自分らしさを生かして活躍してほしいと思っています。

「ありがとう」の3つの花(3月18日、副校長)

今日で私の朝会の話は最後です。今日は最後なのでありがとうの花を3つ送ります。

1つめの「ありがとう」は、全校の皆さんです。健康観察を校長室や職員室に持って来る時に元気よく話をしてくれてありがとう。先生は時々職員室で皆さんの頑張りたいことや授業のことを聞いて元気をもらいました。嬉しかったです。

2つめの「ありがとう」も全校の皆さんです。クラスの授業の様子を見に行くと、一生懸命学習をしている姿を見ます。手を挙げて発表している子、ノートにたくさん自分の考えを書いている子いろいろな子がいました。頑張っている姿にありがとう。22日にみなさんはかがやきをもらいます。先生方がみなさんの頑張りをかがやきに書いています。楽しみにしていてください。

3つめの「ありがとう」は先生方です。先生方は皆さんに授業をするだけではなく、相談にものっています。実は先生の相談にものってくれます。先生の相談にのるだけでなく、先生たちはチームとしてお互いを支え合っています。この1年間先生方は支え合って頑張ってくれてありがとうございました。

クラスの友達と今の教室で生活するのもあと一週間です。皆さんも友達や先生にたくさんの「ありがとう」を言ってほしいです。

3.11(3月11日、校長)

今からちょうど13年前の今日、3月11日、東日本大震災という大きな地震による災害がありました。この震災で犠牲になった方々は2万2000人以上で、これは北区の小学生と中学生の人数を足した数よりも多い人数です。それくらい大きく大変な災害だったのですね。

今から、当時の東日本大震災でお亡くなりになった方々に黙祷を捧げます。この後、副校長先生が「黙祷」と言います。そうしたら、1分間、「やめ」と言うまで、黙って目を閉じましょう。(副校長「黙祷をします」「黙祷」~「やめ」)

では、少し東日本大震災の話をします。2011年、平成23年3月11日、午後2時46分。東北地方の三陸沖深さ24キロの地点でマグニチュード9.0の巨大地震が発生。東北地方を中心に最大震度7の揺れに襲われました。この地震や津波、火災などにより多くの方が亡くなったり行方不明になったりしました。さらに、福島第一原子力発電所で事故が起こり、避難しなくてはならなくなった人もたくさん出ました。

当時、皆さんは生まれていないか、生まれていてもまだ小さかったので、覚えている人はいないと思います。校長先生は担任の先生だったので、もう下校していたクラスの子どもたち全員が無事かどうか確認するために、一人一人電話したり家を訪ねたりしたのを覚えています。ニュースでも津波や火災の映像が繰り返し流れて、本当に大変な災害でした。

地震などの災害は、いつ起こるか分かりません。地震が起こったら、持ち出す物はまとめてありますか。それはどこにありますか。家が危険な場合、避難する場所はどこですか。家族が別々の場所にいるときに大きな地震が起こって家に入れなくなったら、みんなで会う場所はどこですか。ぜひ家族と一緒に確認しておいてください。

最後は、いつもの言葉で終わります。一人に一つ、命を大切に。

たすきをつなげる(3月4日、校長)

皆さんは駅伝を知っていますか。長い距離を何人かでリレーしながら走る競技です。最近ではお正月の2日から3日にかけて行われる「箱根駅伝」がとても有名ですね。校長先生も、毎年テレビやラジオで必ず観戦しています。

駅伝は、長い道のりのうち自分に与えられた区間を全力を出し切って走り、次のランナーに「後は頼むぞ」という気持ちでバトンタッチをします。その時に渡すものが「たすき」です。「たすき」を次々に渡していくことで、チームとして全員でゴールを目指すところに駅伝の面白さがあると思います。

この、「たすき」を次のランナーに渡すことを「たすきをつなげる」と言います。今年もあと1か月ですが、4月には6年生は卒業して中学校へ進学しますし、他の学年の人たちも一つずつ学年が上がります。この3月は、まさに次の学年に「たすきをつなげる」月だと思います。

6年生の皆さん。皆さんは最高学年としてするべきことを、王子第三小学校の誇りとともに、5年生にしっかりと伝えていってください。そして、5年生。皆さんはそれをしっかりと受け取り、4月から最高学年としてするべきことができるように、引き続き努力を重ねていってください。

他の学年の人たちも、次に進級してくる学年の人に「たすきをつなげる」気持ちで、3月を充実した1か月にしていきましょう。

能登半島地震に学ぶ(2月26日、副校長)

1月4日4時10分に石川県を震源とした能登半島地震が起こりました。みなさんは地震の時はどこにいましたか。先生は散歩をしていました。

突然警報が鳴り、携帯からも大きな音がして、何事かと思いました。この時はその場に立っていることしかできませんでした。幸い自分がいる場所では大きな揺れを感じなかったので、そのまま歩き出しました。

もしも大きな揺れを感じていたら、どんな行動をとらなければいけないのか、いざというとき何をしたらよいのか、考えました。例えばみなさんが学校へ向かうとき、帰るとき・・・王三小の周りは道が狭く、ブロック塀のある家も多いです。

ここで問題です。ブロック塀のある狭い道で大きな地震が起きました。どこにいるのがよいでしょう。
1 ブロック塀のそば
2 道の真ん中

正解は2の道の真ん中です。両方ブロック塀の場合は道の真ん中に行くか、倒れてきそうな場合は、その場から逃げるのもよいです。

今日家に帰るとき、もしも地震が起きたら、倒れてきそうなものはないか、どこを通るとよいか、友達と話しながら帰るとよいです。家の人ともぜひやってみてください。

うるう年(2月19日、校長)

今年の2月は何日まであるか知っていますか。答えは29日です。いつもの年の2月は28日しかないはずですが、どうしてでしょう。そうですね。今年は「閏年(うるうどし)」だからです。

では、うるう年は何年に1回来るか知っていますか。答えは4年に1回です。でも、正しく言うと、必ず4年に1回来るわけではありません。うるう年には次のような3つのルールがあります。わり算を習っていない1,2年生にはちょっと難しいですが、聞いてみてください。

1つめ。4で割り切れる年はうるう年になります。例えば、今年、2024年です。
2つめ。4で割り切れても、100でも割り切れる年はうるう年になりません。例えば、76年後の2100年です。
3つめ。4と100で割り切れても、400でも割り切れる年はうるう年になります。例えば、24年前の2000年です。

なぜこんな難しいルールがあるかというと、1年は365日ですが、太陽が地球の周りを一周回って元に戻るのに、365日ぴったりではなくて、365日と6時間ぐらいかかるからです。だから、放っておくと季節がどんどんずれていってしまい、何十年、何百年も経つと冬に桜が咲いたり、夏に紅葉が色づいたりするようなことが起こってしまうのです。そのズレを直すためにうるう年が作られたというわけです。

ちなみに、王三小にもいますが、2月29日生まれの人は4年に1回しか本当の誕生日が来ませんね。そうすると4年に1歳しか年を取らないのでしょうか。実はそんなことはなくて、ちゃんと2月28日の夜中の24時に1歳年を取ると法律で決められているそうです。

うるう年には、だいたい毎年オリンピックが開催されます。今年はパリ・オリンピックですね。ぜひ、楽しみに待ってみてください。

セブンヒルズスクール歓迎会での話(2月14日、校長)

朝の挨拶をしましょう。おはようございます。

せっかくなので、英語でも朝の挨拶をしてみましょう。
ALTのシェリル先生との授業前の挨拶を思い出して言ってみましょう。

Good morning, everyone.
(Good morning, teacher.)

いいですね。お話を始めます。
前もって原稿を渡して通訳していただいてますので、間違えないように原稿を見て話します。

今日は、アメリカのカリフォルニア州にある、セブンヒルズスクールの中学生の皆さんが、王子第三小学校に来てくださいました。
カリフォルニア州という場所は、メジャーリーガーの大谷選手が所属する野球チーム、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地があるところです。
日本とカリフォルニアは約8500kmも離れていて、飛行機で10時間ぐらいかかります。
とても遠くから来てくれたのですね。

校長先生が、まず代表して挨拶をしたいと思います。

Hello to all the students of Seven Hills School.
I am Atsushi Ishihara, the principal of Oji Daisan Elementary School.
Nice to meet you.
Thank you.

だいたい、何を話したか分かりましたか。
今日は、4年生と5年生が中心となって一緒にいろいろな活動をします。
よい機会なので、普段学習している英語を使ってどんどんコミュニケーションをしてみてください。

お話を終わります。

節分(2月5日、校長)

2月3日は節分でした。お家で豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりした人もいると思います。この節分は、世界でも日本にしかない珍しいものだそうです。

さて、節分は一年に何回あると思いますか。今回のように豆をまいたり恵方巻きを食べたりする節分は年に1回ですが、実は節分は一年に4回あります。では、あとの3回はいつあると思いますか。

その答えのヒントは、節分という漢字にあります。節分の「節」は「季節」の「節」を表しています。「分」は「分ける」という意味です。つまり、季節を分ける日が節分なのです。

普段、私たちが節分と言っている2月3日の節分は、冬と春の季節を分ける日なので、春が来る節分。春の節分です。暦の上では春が来た、などとニュースでも言っていますね。こうやって考えると、あと3回はいつか分かりそうですね。

次の節分は、夏が来る節分、夏の節分で5月4日、同じように秋の節分は8月6日、冬の節分は11月6日です。5月に夏が来たり、8月に秋が来たりと、少し今の季節の感覚とは違いますね。

ちなみに、節分の日は毎年同じではなく、少しずれる年もあるそうです。2月3日というイメージがある春の節分ですが、来年は2月2日だそうです。なぜ日にちがずれるのかは少し難しいので、興味のある人はきたコンなどで調べてみてください。
 

節分(1月29日、副校長)

今日は赤鬼さんが来てくれました。赤鬼さんと一緒に話します。

2月3日は何の日か知っていますか。そうです。節分です。節分では、豆まきをしますね。豆まきをするのは、理由があります。

現在では鬼退治をするために豆まきを行いますが、昔の人は病気や不幸を鬼のせいだと考えていました。鬼が来ることで健康や安全が脅かされると思っていたのです。一年を健康に過ごすためには、鬼を家に入れないようにしないといけないことから、豆まきを行って鬼を家に近寄らせないでおこうとしていたと言い伝えられています。

みなさんは教室で追い出したい鬼を書きましたね。赤鬼さんの追い出したい鬼は「うっかり鬼」です。自転車の鍵をうっかりかけ忘れたりすることがあるからです。

青鬼さんは「忘れ鬼」です。なぜかというと、いろいろなことを忘れることがあるからです。最近お店に買い物に行くと、メモを持ちながら買い物をしている人に会います。メモを見ると、買い忘れがないからだと分かりました。青鬼さんも忘れ鬼を追い出すために、やることのメモを書くことにしました。メモに書くとやることがすぐに分かります。やり終わると線を引くことで終わったなとすっきりします。

皆さんの追い出したい鬼はどんな鬼でしょうか。頑張ってその鬼を追い出せると良いですね。2月2日には、集会委員会の節分集会もあります。楽しみにしていてください。

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書道文化と書き初め展(1月22日、校長)

今、各学年の廊下にみなさんの書き初めが貼られ、書き初め展が開催されています。校長先生も全部の学年を見て回りましたが、どの学年も一生懸命丁寧に書いたことが分かる作品ばかりで、とても素晴らしいと思いました。

 さて、書き初めのように筆で文字を書くという文化は、他の国にもあると思いますか、ないと思いますか。答えは「ある」です。では、どこの国でしょう。答えは「中国」や「韓国」です。ちなみに、他のアメリカやヨーロッパなど世界中の国には筆で文字を書くという文化はありません。なので、日本には海外から観光に来た外国の方が体験する書道のプログラムがあり、結構人気があるそうです。

ちなみに書道という文化は、1000年以上前の平安時代という頃から行われていたそうです。学校では11日と12日の席書会で書きましたが、昔ながらの書き初めは1月2日に行うのが良いとされていたそうです。

3年生から6年生までは、書道家の高城先生に教えてもらいながら書きましたが、これは他の学校では体験できないことです。高城先生は、王子第三小学校の学校評議員というのになっている方なので、特別に王三小のみなさんに書き初めの指導をしてくださっているのです。とても嬉しいことですね。

書き初め展は、今月末の31日水曜日まで開催されています。ぜひ同じ学年や他の学年の友達の作品の良いところをたくさん見つけてほしいと思います。もちろん、落ち着いた気持ちで、廊下を走ったりしないで鑑賞してください。

大谷選手からのグローブ(1月15日、校長)

今から、ある人物の紹介をします。誰かを考えながら聞きましょう。途中で分かっても、声に出して言わないようにしましょう。

その人の誕生日は、1994年7月5日。星座はかに座。血液型はB型です。3人兄弟の末っ子で、兄と姉がいます。出身は岩手県。身長は193cm、体重は97kgです。

小さい頃にはバドミントンや水泳、野球を習っていて、2歳年上のお姉さんが買ってもらった自転車に、お姉さんより先に乗れてしまうほど、運動神経が良かったそうです。

その後、花巻東高校で甲子園の大会に2回出場し、2013年に日本のプロ野球選手になります。その年の6月に投手としてプロ初勝利。7月には野手としてプロ初ホームランを打ちます。その後、投手と野手の二刀流として活躍し、2017年からはアメリカの野球選手、メジャーリーガーとしてロサンゼルス・エンゼルスで活躍しました。

もう多くの人が分かりましたね。答えは、今年からロサンゼルス・ドジャーズに移籍したメジャーリーガーの大谷翔平選手です。

大谷選手は、日本全国の小学校にグローブを贈ったことが話題になっていますが、そのグローブが王子第三小学校にも届きました。これが。そのグローブです。右利き用が大きいものと小さめのもので2つ、左利き用が1つの合計3つです。今は、職員室で保管しています。

この後は、保護者や地域の人などに見ていただくために展示したり、皆さんが触ったり使ったりできるようにクラスに回したりしたいと思っています。ぜひ楽しみに待っていてください。

年頭にあたって(1月9日、校長)

皆さん、あけましておめでとうございます。令和6年、2024年が始まりました。

今日から2学期後半です。2学期の後半は、今の学年のまとめをするのと同時に、次の学年になる準備をする期間でもあります。先生の話をよく聞いて、最後まで勉強も生活も頑張って、しっかり次の学年へステップアップしてください。

さて、皆さんは十二支を知っていますか。子はねずみ、丑(牛)、寅(虎)、卯はうさぎ、辰は龍、巳は蛇、午(馬)、未(羊)、申(猿)、酉(鳥)、戌(犬)、亥はいのししですね。っでは、この中で一つだけ本当にはいない、架空の動物がいます。何でしょう。そうです。辰、龍ですね。今年はその辰年です。

辰、龍は、地上から天へ、下から上へと勢いよく上ってて行く様を表していると言われます。皆さんも龍が天に昇るように、自分を高めるつもりで一年間を過ごしてほしいと思います。

では、令和6年も、勉強も生活も充実した毎日が過ごせるよう、王子第三小学校全員で頑張っていきましょう。

年末年始に向けて(12月25日、校長)

いよいよ今日で2学期の前半が終わります。令和5年も残すところあと一週間となりました。

2学期の前半を振りかえってみて、自分ではどうだったでしょうか。3年に1度の大きな行事、展覧会では、どの学年の人たちもとても素晴らしい作品を出品することができたと思います。お家の人や地域の人など、展覧会を見に来た人たちからは、「とても素晴らしかった」という感想をたくさんいただきました。

普段の学習や生活も、全員が何かしらを頑張ったと思います。普段の授業を頑張った人、忘れものをしないように頑張った人、健康に気を付けてなるべく学校を休まないように頑張った人など、自分が頑張ったことをぜひこの機会に振り返ってみてください。そして、1月から始まる令和6年、2学期後半も引き続き充実した毎日を送れるように心がけましょう。

さて、明日から冬休みです。冬休みは、年末年始と重なるので、どの家でも大掃除や新年を迎える準備などで忙しいことと思います。皆さんは小学生ですが、家族の一員として、ぜひ進んで家の仕事やお手伝いなどをしてください。

また、年が明けてお正月になると、親戚の人など普段会わない人と会う機会もあると思います。そのようなときには、挨拶の得意な王三小の子どもらしく、心のこもった挨拶をしてください。お年玉をもらうことがあれば、よく考えて大事に使ってほしいと思います。

来年は、1月9日から2学期の後半が始まります。王三小の皆さんが、そろって元気な顔で登校してくれることを、先生方と一緒に楽しみに待っています。では皆さん、よいお年をお迎えください。

楽しく学校生活を送るために(12月18日、校長)

今日は、みなさんが楽しく学校生活を送ることができるようにするための話をします。

みなさんの体や心は、自分だけのもので、とても大切なものです。同じように、友達の体も自分の体と同じように大切なんだということを知ってください。誰かを叩いたり、蹴ったりして、痛い思いやけがをさせることを暴力といいますね。悪口や相手が嫌がるようなことを言って、相手の心を傷つけることは暴言と言って、言葉の暴力になります。人を叩いたり、嫌な事を言ったりして、誰かの体や心を傷つけたりすることは、友達に対してはもちろん、大人に対しても決してやってはいけないことです。

他にも、一学期に、お話ししたように、体の大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れている部分をのぞこうとすること、メールやラインで体の大事なところを見たいなどと言ってくることも、友達同士でしてはいけないし、大人の人も決してしてはいけないことです。でも、もし、そんな嫌なことをされそうになったとしたら、どうしたらよいでしょうか。そんなときは、はっきりと「いやだ」と言って、逃げてください。メールやラインだったら、その人とのやり取りは、すぐに止めましょう。

みなさんに、暴力や暴言をしたり、体の大事な部分に触ろうとしたりしてはいけないのは、先生たちも同じです。先生たちは、学校の中でも、学校の外でも、そのルールを守ります。もしも、ルールを守らない先生がいたら、みなさんは「いやです」とはっきり言ってください。

 でも、気を付けていても、誰か大人の人に、嫌なことをされたときは、おうちの人や、ほかの先生など、安心して話せる大人に教えてください。自分がされた場合だけでなく、友達がされているのを見た場合も同じです。もし、知っている人には話しにくいな、誰に話したらいいのかな、と迷うことがあるかもしれません。そんなときに、お話を聞いてくれるところの紹介をします。

1学期にも、この「相談シート」を配りましたが、もう一度、今日この後、教室でみなさんにこの紙を配ります。それから、一緒にこの手紙も配りますので、知っている人に話したくないときは、さっきの「相談シート」やこの手紙に書いてあるメールアドレス、QRコード、電話番号に連絡してください。電話やインターネットを使わない場合は、「相談シート」に書いて、封筒になるように折ったら、切手なしでポストに入れて郵便で送ることができます。

校長先生も先生たちも、みなさんのこととても大事に思っています。一人で悩まないで、いつでもお話をしてください。

1年の最後の月・12月(12月11日、校長)

今日は、特別時程の上、表彰などもあるので短めに話をします。

12月も、もう3分の1が過ぎました。12月の別名は「師走」(しわす)と言います。以前、二十四節気の話をしたときにも出てきましたね。

実は、12月の別名は他にもあります。「極月」(ごくげつ、ごくづき)や「窮月」(きゅうげつ)、「限りの月」(かぎりのつき)などです。どれも1年間の最後の月という意味です。

令和5年も今月で終わりです。体調管理をしっかりしながら、健康に今年1年を締めくくることができるように、日々心がけましょう。

おすすめの本の紹介(12月4日、副校長)

今日は、先生のおすすめの本を3冊紹介します。

1冊目はいわむらかずおさんの「14ひきのかぼちゃ」です。題名の通り、14匹のねずみたちのお話です。ねずみたちは、カボチャの種を植えて育てます。「種」と言えば、展覧会の3年生の作品「ふしぎなたねから・・」を思い出しました。いろいろな種から芽が出ていました。14匹のねずみたちは、カボチャの畑を作ります。種を植えて、芽が出て、葉っぱが出て、花が咲いて・・どうなるのでしょうか。続きは本を読んでください。

2冊目はいわむらかずおさんの「14ひきのぴくにっく」です。1冊目の本と同じく「14ひきの」はシリーズになっています。どのシリーズも「おとうさん おかあさん おじいさん おばあさん そして きょうだい 10ぴき。ぼくらはみんなで14ひきかぞく」という文から始まります。この本は、ねずみたちがピクニックに行きます。おいしそうなお弁当を見ると、展覧会の2年生の作品「だいすきペットちゃん」を思い出しました。おいしそうなお弁当がたくさんありました。
さて、14匹のねずみたちは、春の野原に出かけます。アマガエルやスミレの花などいろいろなものを見付けます。いよいよお弁当の時間です。どんなお弁当を食べたのかな。続きは本を読んでください。

3冊目は、廣嶋玲子(ひろしまれいこ)さんの「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」です。この駄菓子屋は、幸運な人しかお店に行けません。店主の紅子さんがその人に合ったお菓子を売ります。そのお菓子は、いろいろなことができるお菓子です。どんなお菓子が出てきて、お客さんはうまくそのお菓子の力を使いこなせるのか、読んでみてください。私の好きな登場人物は、幸運の招き猫さんです。

図書室に置いておくので、ぜひ読んでみてください。担任の先生のおすすめの本を聞いてみるのも良いですね。冬休みに向けて、本を1人5冊まで借りられます。たくさんの本に出合えるとよいです。

火事や地震に備えよう(11月27日、副校長)

11月9日の木曜日に火災予防運動を上十条五丁目会館で行いました。この日は王三小の人たちも参加しました。参加した人は、手を挙げてください。

今回は、3つのことをしました。まず、100年前の関東大震災のDVDを見ました。次に、東十条消防出張所の消防士の方の話を聞きました。消防士の方から3つ話がありました。

1つめ。家庭用の消火器を台所に置く。火事の初期消火が大事です。
2つめ。自分の部屋で寝てみて、危ない物をよける。地震が来たときに、寝ていて物が落ちてくることがあるからです。
3つめ。家具の転倒防止。物が落ちてこないように、突っ張り棒をする、などです。

最後に、「火の用心」とかけ声を掛けて夜警巡回をしました。地震はいつ起こるか、誰にも分かりません。自分でできる地震への備えをしましょう。

展覧会を終えて(11月20日、校長)

先週の木・金・土の3日間は、展覧会でした。王子第三小学校の皆さんが一生懸命作った作品が展示された体育館は、まるで美術館のようで、とても素敵でした。

本当は全ての作品の感想をお話ししたいところですが、時間が長くなってしまうので、各学年の立体作品についてだけ、短い感想をお話しします。

1年生の「だいすきペットちゃん」は、紙粘土に付ける色をとても工夫していて、きれいな色の紙粘土の組み合わせが、とてもきれいでした。2年生の「ふわモンうきうきピクニック」は、材料がとても工夫されていて、本当の食べ物に見えてしまうような素敵な出来映えでした。3年生の「クリスタルアニマル」は、暗闇できれいに光るように工夫して作ってあって、展示したときにきらきら光ってとてもきれいでした。3組の「つんでつんで」は、身近にある段ボールを切って積み上げただけなのに、一つ一つがとても素敵で個性的な作品に仕上がっていて素晴らしいと思いました。

4年生の「もくちゃんのわくわくひみつきち」は、細かいところまでよく作り込まれている作品ばかりで、見ていて本当にワクワクしました。5年生の「ワイヤーアート」は、ワイヤーの色や太さも自由なら、作品の大きさやモチーフも様々で、題名と作品を比べながら見るのが楽しかったです。6年生の「未来のわたし」は、一人一人の将来の夢が形になっていて、その夢を応援したくなるような素敵な作品ばかりでした。

今日はお話しできませんでしたが、もちろん平面作品や共同作品も、どの学年も素晴らしい出来映えでした。校長先生は、寄せられた感想を少し読みましたが、来賓や保護者の方が、みんな口を揃えてとても素晴らしくて感動した、という感想を書いてくれていて、嬉しく思っています。

自分の頑張って作った作品を展示するとともに、友達の作品もたくさん見てよいところを見つけることができた展覧会。また一つ、みんなで頑張ってよい思い出ができた3日間になって、本当によかったと思います。

展覧会に向けて(11月13日、校長)

今週の木曜日からは、3年に1度の行事、展覧会が始まります。みなさんは、この展覧会のために、1学期から少しずつ作品を作るなど、頑張ってきましたね。

いよいよ本番の週になったので、今週は前半と後半で別のことを頑張ってほしいと思います。まず前半の水曜日までは、展示の準備を頑張りましょう。自分の作品が壊れていないか、展示の向きはよいか、などを一人一人がちゃんと確かめましょう。困った時は担任の先生や図工の池田先生などに相談しましょう。

そして後半の本番では、自分の学年はもちろん、他の学年の作品もじっくり鑑賞しましょう。そしてできれば、友達の作品のよいところをたくさん見つけてください。平面作品では色の塗り方や筆の使い方、立体作品では形の整え方や色使いなど、一つ一つの作品にそれを作った人なりの工夫が詰まっていると思います。

展覧会は3日間ですが、みなさんの鑑賞のチャンスは2回以上あります。1回目は学年や学級で、2回目は兄弟学年での鑑賞です。さらに、お家の人と鑑賞したい人は、金曜日や土曜日の放課後に、一度下校した後に一緒に来ることができます。もし一緒に鑑賞するチャンスがあったら、ぜひ「こんなところを頑張った」ということをアピールしてほしいと思います。

王子第三小学校全員で最後まで頑張って、展覧会を成功させましょう。

王三小97周年(11月6日、校長)

先月の10月24日は王子第三小学校の開校記念日でした。今年は97周年になります。今年が2023年なので、計算をしてみると分かりますが、王子第三小学校ができたのは1926年です。

その頃の日本はどんなだったかというと、漫画の「鬼滅の刃」を知っている人も多いと思いますが、大正時代と言って、ちょうど「鬼滅の刃」の漫画の舞台の頃です。当時は「東京都北豊島郡王子第三尋常小学校」という名前で、1年生から4年生まで全校児童は527人でした。今よりも少しい多いくらいですね。

では、ここからは、王子第三小学校の97年の歴史を遡って「王三小クイズ」を5問出します。よく考えて答えてください。頭の中で決めても、指で示してみてもよいです。

第1問。王子第三小学校の子どもの数が一番多かったときは、何人ぐらいいたでしょう。1:1300人、2:2300人、3:5300人。正解は2の2300人です。約90年前の1932年4月には、子どもが2328人もいたという記録が残っています。今のなんと7倍です。すごいですね。

第2問。王子第三小学校から分かれてできて、また王子第三小学校と一緒になった学校があります。名前は何でしょう。1北の山小学校、2北の川小学校、3北の台小学校。正解は3の北の台小学校です。1954年に分かれて、41年後の1995年に一緒になりました。

第3問。次のうち、本当にあったことはどれでしょう。1火事で学校が焼けた。2洪水で校庭が水浸しになった。3地震で学校が崩れた。正解は1の火事で学校が焼けた、です。今から約70年前に火事が起きて、教室6つが焼けてしまったという記録が残っています。

第4問。校舎に貼ってある「きれいな言葉 きれいな心 きれいな学校」の標語は、何年前に作られたでしょうか。1:10年前、2:20年前、3:40年前。正解は3の40年前です。1984年に道徳教育の研究をしたときに作られましたが、途中で古くなったので新しく貼り直されて今のようになっています。

第5問。次のうち、一番新しいのはどれでしょう。1今の体育館とプール、2和室、3ランチルーム。正解は2の和室です。ランチルームが一番古く31年前に、次に今の体育館とプールが25年前に、最後に和室が17年前にできました。

何問正解しましたか。今出した問題は、この90周年のときに作った記念誌から作りました。この冊子には、他にも王子第三小学校の歴史や学校生活の様子、地域のことなどが載っています。しばらくの間、学級に1冊ずつ置いておくので、時間があるときにでも見てみてください。

地震や火事が起きたら(10月30日、校長)

100年前の1923年に大きな地震がありました。みなさんは知っていますか。関東大震災です。関東大震災は、9月1日11時58分32秒に発生した地震です。ちょうどお昼ご飯を作っている家が多かったので、火災になり、多くの人が火事で亡くなりました。

2011年3月11日には東日本大震災が起こりました。100年後の今もときどき地震が起きています。

このキャラクターを知っていますか。これは、東京都の防災くんです。防災ノートが小学生用にあります。1,2年生用のものを紹介します。

ぐらっときたら、ものが落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所で頭を守ります。揺れが収まったら、「おかしも」の約束を守ります。
「お」は押さない
「か」はかけない
「し」はしゃべらない
「も」はもどらない
です。

火事が起こったら、煙を吸わないように体を低くして、ハンカチで鼻と口をふさぎます。3つのポーズがあります。ダンゴムシのポーズ、サルのポーズ、アライグマのポーズです。ぜひ教室でも練習してみてください。

ニッポニア・ニッポン(10月23日、校長)

植物や動物には、それぞれ名前がありますね。例えば、植物ならバラやヒマワリ、動物ならイヌやネコなどです。英語では、それぞれ、rose、sunflower、dog、catと言います。他の国の言葉でも、それぞれの言い方があります。

でも、植物や動物のことを勉強したり研究したりしている人は世界中にいるので、300年ぐらい前に、一つの植物や一つの動物のことを世界中で同じ呼び方で呼ぶ、ということを始めました。その呼び方を学名と言います。

さっきの例で言うと、バラの学名は「ロサ」、ヒマワリは「ヘリアンサス・アナス」、イヌは「カニス ルプス ファミリアーリス」、ネコは「フェリス・シルヴェストリス・カトゥス」となります。とても難しいですね。

さて、この学名が「ニッポニア・ニッポン」という動物がいます。いったい何だと思いますか。頭の中で考えてみてください。ヒントは鳥の仲間です。

答えは「トキ」です。漢字ではこのように(朱鷺)書きます。このように全身が白っぽい鳥で、みなさんの知っている鳥で言えば鶴やフラミンゴぐらいの大きさです。ただし、翼の裏側に朱色がかった濃いピンク色の羽があり、この羽の色は昔から「朱鷺色」と呼ばれてきました。

なぜトキの学名が「ニッポニア・ニッポン」なのかと言うと、100年以上前の明治時代という頃までは、日本各地に多く住んでいたからだと言われています。でも、その美しい羽を取るために撃ち殺したり、木をたくさん切ってしまってトキの好きな自然が減ってしまったりして、トキはあっという間に減ってしまい、20年前に日本のトキは絶滅してしまいました。

でも今は、中国から譲り受けたトキを大事に育てた結果、日本でも新潟県の佐渡島というところなどで500羽ぐらいに増えて元気に暮らしています。

その佐渡島では、トキが元気で暮らせるように、田んぼでは農薬をあまり使わないようにするなど環境を守る取組を進めているそうです。皆さんも身近な動物や植物を守るために、環境を大切にするように日々心がけてほしいと思います。

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芸術の秋(校長、10月16日)

夏の暑さが去り、秋が来ました。秋は涼しくなって、いろいろなことをするのにちょうどよいので「○○の秋」という言葉がたくさんあります。みなさんの頭の中にはどんな言葉が浮かびますか。

例えば「読書の秋」-本を読むのによいですね。「食欲の秋」-たくさん食べて元気に過ごしましょう。「スポーツの秋」-体を動かしてますます健康になれるとよいですね。他にもたくさんありますが、今日は「芸術の秋」の話をします。

「芸術」とは何でしょう。調べてみると、絵や彫刻、建築(建物を建てること)、書道(習字)、国語で勉強する詩、音楽、ダンスやバレエなどの踊り、などが芸術と呼ばれるものだそうです。

そうすると、みなさんにとって学校で触れ合う身近な芸術は、音楽や図工、国語、体育などの中にありそうです。その中でも、みなさんが今とても頑張っていることは、ちょうど今日から1か月後に迫った展覧会に向けての作品作りだと思います。

展覧会では、図工の学習の成果として、個人で絵と工作の2点の作品を出品します。今は多くの学年が工作の作品を完成させようと頑張っているところだと思います。その他にも、始業式の時にお話ししたように、学年みんなでつくる共同製作というものもあります。共同製作は、主に展覧会の会場となる体育館を素敵に飾り付けるものになります。

あと1か月。一人一人は最後まで納得いくまで作品作りを頑張り、学年では共同製作で会場を素敵に飾り付け、11月16日の本番を迎えましょう。そして、王子第三小学校みんなで、思い出に残る展覧会にしましょう。

アスレチック・チャレンジの話(校長、10月12日)

【開会式】

今日は「アスレチック・チャレンジ」当日です。前は「連合陸上記録会」という名前で、北区の全小学校が一箇所に集まって開催していた大きな行事です。

アスレチックは「体育」や「運動競技」という意味です。チャレンジは「挑戦」という意味です。以前の名前の「陸上記録会」も良かったですが、校長先生は今の「アスレチック・チャレンジ」という名前の方が気に入っています。陸上記録会は、小学校6年生のときの正式な「記録」を残せることが大きな特徴でした。もちろんそれは大きな意味のあることですが、校長先生はそれよりも大事なことがあると思っています。何だと思いますか。

それは、自分の限界に「挑戦」することです。「チャレンジ」ですね。今日は、今まで練習してきた成果を十分発揮して、一人一人が自分の限界、自己ベストに向かって全力を尽くしてください。そして、自分の出番でないときは友達に声援を送って、友達を励まし、勇気づけてあげてください。王子第三小学校のアスレチック・チャレンジが心に残る行事になるよう、みんなで盛り上げましょう。

【閉会式】

「アスレチック・チャレンジ」、どうでしたか。自己ベストを更新できた人も、そうでなかった人も、全員が自分の限界に挑戦している姿は、とても素晴らしかったです。

校長先生が、今日、皆さんの競技を見ていて心に残ったことが2つあります。一つめは、みなさん一人一人が、自分のめあてに向かって真剣に競技に取り組んでいたことです。競技開始前の真剣な眼差し、競技中の真剣な表情、競技後のやり切った感じなどが、とても素晴らしかったです。二つめは、5年生を始めとする全校の応援です。とても素晴らしかったですね。きっと6年生の皆さんの力になったことと思います。

1年生から5年生も応援に来てくれて、みんなで創り上げた王子第三小学校の「アスレチック・チャレンジ」。皆さんの思い出の1ページに刻まれたことと思います。今日培ったことを一人一人が、そしてクラスが、学年が十分に生かして、卒業まで6年生全員で充実した毎日を過ごしていってください。

2学期始業式の話(校長、10月10日)

3日間と短い秋休みでしたが、今日から2学期が始まります。1学期がよかったな、という人も、もう少しだったな、という人も、みんなでいい2学期にしていきましょう。

2学期は、11月の終わりに大きな行事があります。それは展覧会です。展覧会は、全校の皆さんが図工や家庭科の作品を作って、それを体育館で展示する会です。学芸会や音楽会と違って舞台発表ではなく、前もって作成した作品を見てもらう行事なので、どの学年の人も図工や家庭科の時間を使って1学期から準備をしていますね。休み時間や放課後も使って作品を完成させたという人もいると思います。

2学期は学年みんなで作る共同製作にも取り組みます。もちろん個人の作品の製作も続きますので、一人一人が集中して作品作りに取り組み、素敵な展覧会を創り上げられるように頑張ってください。

さて、2学期のスタートにあたって、2学期のめあてを考える活動があると思います。皆さんは、どんなめあてにしようと思っていますか。

もう決まっているという人も、まだ考えている途中という人も、めあてを決めるときには、ぜひ次のことを意識してください。それは、具体的なめあてをたてる、ということです。

例えば、漢字が苦手なので漢字の学習を頑張りたい、という人は、「漢字を頑張る」ではなくて、「新しく習った漢字を家で毎日1ページ練習する」とか、「授業で漢字を学習するときに集中して頑張る」などです。他にも、忘れ物を減らしたい、という人は「忘れ物をしない」ではなくて、「忘れ物を1学期の半分に減らす」とか「必ず毎日寝る前に持ち物を確認する」などです。

2学期のめあてを考えるときには、ぜひこの「具体的なめあてをたてる」ことを意識して、自分なりのめあてを考えてみてください。そして、みんなでよい2学期にしていきましょう。

お問い合わせ

東京都北区立 王子第三小学校

〒114-0034 北区上十条5-2-3

電話番号:03-3907-2355

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