ホーム > 健康・医療・福祉 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症 > 新型コロナウイルス感染症関連情報 > 新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う変更点について

ここから本文です。

掲載開始日:2023年4月30日

最終更新日:2023年10月2日

新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う変更点について

令和5年5月8日(月曜日)より、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更されました。
それに伴い、療養についての考え方、医療費の負担額、北区や東京都の支援体制が大きく変更しています。

tokyoleaflet1tokyoleaflet2

東京都リーフレット「5月8日から新型コロナの法律上の位置づけが変わります」(PDF:919KB)

感染防止対策についての変更点

5類移行に伴い、行政が感染防止対策を一律に求めるのではなく、個人・事業者の状況に応じた自主的な判断と取組が基本となります。
なお、5類感染症に変更後もウイルスの感染性は変わらないため、手洗いや換気などの基本的感染防止対策は引き続き有効です。
また、医療機関の受診、高齢者施設への訪問など、高齢者等のハイリスク層がいる場面などでは、マスク着用が推奨されています。

(参考)東京都保健医療局「基本的な感染防止対策」(外部サイトへリンク)

(参考)厚生労働省「マスクの着用について」(外部サイトへリンク)

療養についての変更点

5類移行前は、感染症法に基づき、一定期間の自宅療養(外出自粛)を求めていました。移行後については、法に基づき、行政が患者に対し外出自粛を要請することはありません。
外出を控えるかどうかは、季節性インフルエンザと同様に個人の判断となります。

また、療養期間の考え方については、厚生労働省より以下のとおり示されております。

〇外出を控えることが推奨される期間

発症日を0日目として5日間が経過し、かつ解熱及び症状軽快から24時間が経過するまで

※無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
※当該期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。

〇周りの方への配慮

発症後10日間が経過するまでは、マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者との接触を控える等、周りの方へうつさないようご配慮ください。

〇濃厚接触者について

濃厚接触者の特定及び濃厚接触者としての外出自粛は求められません。
同居の家族が新型コロナにかかった場合は以下の対応が推奨されています。

・可能な限り部屋を分け、感染者の世話はできるだけ限られた方で行う。
・患者発症日を0日として、5日目までは自身の体調に注意する。7日目までは発症のリスクがあるため、基本的な感染対策や、高齢者等ハイリスク者との接触を控える等の配慮を行う。

 

※学校における取り扱いについては「5類感染症への移行後の北区立学校・園における新型コロナウイルス感染症対策について」をご覧ください。

 

(参考)厚生労働省「感染症の位置づけ変更後の療養に関するQ&A」(PDF:1,273KB)

(参考)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」(外部リンク)

医療費についての変更点

5類移行前は全額公費負担(無料)でしたが、移行後は一定の自己負担額が発生します。

〇外来医療費

検査費・薬剤費等含め、他の病気と同じように一定の自己負担額が発生します。
新型コロナウイルス感染症治療薬(「ラゲブリオ」「パキロビッド」「ゾコーバ」「ベクルリー」「ゼビュディ」「ロナプリーブ」「エバシェルド」が対象)の薬剤費についても、令和5年9月末までは全額公費支援(無料)でしたが、10月1日から「ラゲブリオ」「パキロビッド」「ゾコーバ」「ベクルリー」については一定の自己負担額が発生します。

〇入院医療費

他の病気と同じように一定の自己負担額が発生します。
令和5年5月8日から9月末までは、高額療養費制度の自己負担限度額から原則2万円を減額した額を自己負担の上限としていました。
10月1日から令和6年3月末までは、高額療養費制度の自己負担限度額から原則1万円を減額した額を自己負担の上限とします。

 

詳しくは「新型コロナウイルス感染症に関する10月以降の見直し等について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)」をご覧ください。

感染の疑いがある場合

まずは、検査キットで検査し、症状が軽い方は自宅等で療養してください。必要に応じて、かかりつけ医に事前に電話でご相談ください。
重症化リスクの高い方や症状が重い方は、かかりつけ医に相談の上、受診してください。
かかりつけ医がない場合、もしくは休診の場合は下記にて医療相談・医療機関のご案内が可能です。

東京都新型コロナ相談センター

 TEL:0120-670-440(24時間、土日祝日を含む毎日)

詳しくは「発熱等の症状がある方へ」をご覧ください。

北区の支援体制について

5類移行後の北区の支援体制は以下のとおりとなります。

患者への連絡(健康観察架電・SMS)         5類移行に伴い終了しました。
食料・パルスオキシメーター等物資の配送 5類移行に伴い終了しました。
療養証明書発行 5類移行後に罹患した方については、証明書の発行はできません。
5類移行より前に医療機関から発生届の提出が保健所にあった方については、引き続き発行いたします。
新型コロナ健康相談センター
(TEL:03-3919-4500)
当面の間継続いたします。

 

東京都の支援体制について

5類移行後の東京都の支援体制は以下のとおりとなります。

東京都発熱相談センター
医療機関案内専用ダイヤル             
5類移行後は、東京都新型コロナ相談センター(TEL:0120-670-440 24時間、土日祝日を含む毎日)にて対応となります。
うちさぽ東京
(自宅療養サポートセンター)
食料品の提供及びパルスオキシメーターの貸与は、5類移行後に終了しました。
東京都陽性者登録センター 5類移行後に終了しました。
臨時オンライン発熱等診療センター 令和5年6月30日をもって終了しました。
宿泊療養施設 令和5年9月30日をもって終了しました。
高齢者等医療支援型施設
酸素・医療提供ステーション
酸素・医療提供ステーションは令和5年9月30日をもって終了しました。
高齢者等医療支援型施設は当面の間継続となります。

 

<参考>感染法上の分類と主な措置

5ruihennkou

本ページは情報が整理でき次第随時更新して参ります。


Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:北区保健所保健予防課結核感染症係

〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3

電話番号:03-3919-3102