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掲載開始日:2016年3月14日

最終更新日:2019年1月7日

結核とは

3月24日は世界結核デーです!

世界保健機関(WHO)では1997年の世界保健総会で毎年3月24日を「世界結核デー」としました。1882年3月24日、ドイツのロベルト・コッホ博士が結核菌を発見し演説したことにちなんでいます。

 

シールぼうや

結核の症状とは?

結核の症状には、2週間以上続く咳、痰、発熱・微熱、体がだるい、体重が減る等があります。

結核の初期症状は風邪と似ていますが、症状が目立たない場合もあります。風邪と似ているため、発見が遅れることもあります。

結核ってどんな病気?

結核は、すぐには感染しません。空気感染でうつります。多くの場合は、菌を吸いこんでも体の抵抗力により追い出されますが、菌が追い出されず体内に残ることがあり、これを「感染」と言います。

結核に感染したからといってすべての人が発病するわけではありません。発病するのは、感染した人の1~2割といわれています。

発病すると、結核菌が活動を始め、体の中で増殖します。発病し、結核菌が咳や痰とともに空気中に吐き出されるようになると、人にうつることがあります。

学校や医療機関、高齢者施設などで結核が発生すると、周囲に拡がるリスクが高く、集団感染となることがあります。

結核は治ります!

結核は、治療の進歩により、早期に適切な治療をすれば治癒し、周囲への感染も防げます。医師の指示された期間(多くは6~9か月)、毎日薬を飲み続ければ治ります。

症状も、薬を飲み始めて2週間~1か月ほどで落ち着いてきます。

しかし、この時点ではまだ体の中で結核菌が生きています。ここで内服を中断したり、飲み忘れがあると、症状が悪化するだけでなく、薬が効かない体になり、治療が難しくなってしまいます。

周りに結核の人がいた場合は、最後まで治療を終えることができるようにサポートしてあげましょう。

結核は過去の病気ではありません。

年々減少傾向にありますが、平成29年では全国で年間16,789人,都内では年間2,213人の新規結核患者の発生がありました。

北区では全国と比べ結核が多いです!

平成29年の東京都の結核り患率(※1)は全国第3位です。

北区は東京都特別区の中で第8位となっています。

北区では平成29年に新たに65人の方(潜在性結核(※2)32人含まず)が結核になりました。患者数は緩やかに減少していますが、依然として、り患率は全国平均の約1.4倍です。)

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北区の結核は、全国と同様に高齢者と若者に多く見られますが、全国と比較して20~30代の若い年齢層に多く、また、外国生まれの結核患者の割合が多いのも特徴です。

保健所では、結核と診断された方の治療の支援と周囲の方の健康診断、正しい知識の普及などを行っています。

 

1:結核り患率とは、1年間に発症した患者数を人口10万対であらわしたものです。

2:潜在性結核とは、結核に「感染」していますが、潜伏して「発病」していない状態で、かつ発病リスクが高いため治療が必要な状態のことです。

 

大事なことは?

結核は、誰もがなりうる病気です。予防のためには普段からの健康管理が大切です。喫煙、低栄養、糖尿病、過飲酒は、結核の感染率・発病率を上げるといわれています。

普段から健康的な生活を心がけ、症状がある場合には早めに受診しましょう。

また、赤ちゃんは抵抗力が弱いため、結核菌に感染すると発病しやすく、重症化しやすいので、生後5か月~7か月の間にBCGの予防接種を受けましょう。BCGの予防接種は1歳になる前日まで受けられます。

正しい知識を知り、ご自身や周囲の方の健康を守りましょう。

お問い合わせ

所属課室:北区保健所保健予防課結核感染症係

東京都北区東十条2-7-3

電話番号:03-3919-3102