＜事前案内＞第31回「北区伝統工芸展」開催

9月23日（土・祝）・24日（日曜日）、北とぴあ（王子1-11−1）で、第31回「北区伝統工芸展」を開催する。会場では、彫金・銀細工・江戸文字凧絵・刀鍛冶などの作品展示や即売会が行われる。また、伝統の技を承継する職人たちの熟練の手さばきを間近で見学できるほか、参加者も匠の指導のもとで伝統の技を体験できる。さらに、人間国宝で北区名誉区民、東京都名誉都民、北区伝統工芸保存会相談役である奥山峰石氏の鍛金作品3点を特別展示する。午前10時から午後6時まで（24日は午後5時まで）。入場無料。

（写真：陶芸体験の様子）

「北区伝統工芸展」は、伝統的な職人の技を披露し、作品の実演・展示・即売を通じて、その素晴らしさを身近に感じてもらおうと、毎年秋に北区と北区伝統工芸保存会の共催で開催しており、今年で31回目となる。
会場では、同会会員20名による浮世絵木版画、江戸べっ甲、東京仏壇、東京手描友禅、江戸表具、陶芸などの作品を展示・即売する。そのほか、伝統の技を継承する職人たちの手さばきを間近で見ることができる実演コーナーや、浮世絵木版画摺り体験・とんぼ玉づくりなど16名の職人による伝統工芸体験コーナー（参加費あり）も設けられる。
細部まで美しい匠の技だけでなく、作品を作る工程での工夫や苦労、作品に込める思い、作品を手にする人々に伝えたいことなど、職人たちの伝統工芸への思いが感じられ、北区の伝統工芸品の魅力発見につながる盛りだくさんの内容となっている。また、特別展示として、西ケ原在住の金工鍛金家で重要無形文化財保持者（人間国宝）、北区名誉区民、東京都名誉都民、北区伝統工芸保存会相談役の奥山峰石氏の作品3点を展示する。

第31回「北区伝統工芸展」概要

開催日時

9月23日（土・祝）、24日（日曜日）午前10時から午後6時（24日は午後5時まで）

開催場所

北とぴあ地下1階展示ホール（王子1-11−1）
東京メトロ南北線 王子 5番出口 直結／JR京浜東北線 王子 北口 徒歩 2分

主催

北区伝統工芸保存会・北区

出展者

業種	出展者	体験	体験内容	費用
鍛金	奥山　峰石 (特別展示)	-	-	-
彫金	齋藤　照英	-	-	-
浮世絵木版画	沼辺　伸吉	終日	木版画摺体験	500円
伝統木版画	沼辺　広伸
江戸べっ甲	森　俊昭	終日	ペンダント・ストラップづくり	各1,000円
	森　孝裕
東京仏壇	岩田　芳樹	終日	➀組子コースターづくり （2枚セット） ➁箸づくり（一膳）	各1,500円
	岩田　晴芳
	岩田　隆
東京手描友禅	佐藤　信男	終日	➀友禅染額 ➁彩色体験	➀1,800円 ➁600円
江戸文字凧絵	志村　康夫	終日	竹骨つきの凧に絵を描く	500円
縁起福熊手	芝﨑　善治	-	-	-
江戸表具	望月　一志	10時～17時	ハガキ掛けづくり	500～1,000円
	相沢　彰宏
	我妻　雅之
銀細工	小島　信重	終日	アルミメダル作り (荒らし分け)	400円
	小島　信一
とんぼ玉	なかの　雅章	終日	➀とんぼ玉体験 ➁アクセサリー作り体験	各1,000円
染付	高橋　友穂	-	-	-
陶芸	酒井　智子	終日	ろくろ体験	500円
刀鍛冶	水木　良光	-	-	-

 

 

奥山峰石氏関連展示

1.第22回人間国宝 奥山峰石と北区の工芸作家展

日時

9月9日（土曜日）～10月9日（月・祝）　午前10時～午後5時

休館日：9月11日（月曜日）、9月19日（火曜日）、9月25日（月曜日）、10月2日（月曜日）

場所

北区飛鳥山博物館　特別展示室・ホワイエ

JR京浜東北線王子駅南口より徒歩5分・東京メトロ南北線西ケ原駅より徒歩7分）

2.北区コレクション　人間国宝［鍛金家］奥山峰石作品展

日時

開催中～12月3日（日曜日）　午前10時～午後5時

休館日は毎週月曜日（国民の祝日・休日の場合は開館し、直後の平日に振替休館

場所

北区飛鳥山博物館3階アートギャラリー

JR京浜東北線王子駅南口より徒歩5分・東京メトロ南北線西ケ原駅より徒歩7分

（令和5年9月日プレスリリース）