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掲載開始日:2023年9月27日
最終更新日:2023年9月27日
10月7日(土曜日)から、旧古河庭園(西ケ原1-27-39)で、「秋のバラフェスティバル」が開催される。11月10日(金曜日)まで。
期間中同庭園内では、秋の澄み渡った空の下、赤やオレンジ、白など、彩り豊かな約100種200株の甘く香り高いバラを楽しむことができる。同園によると、園内のバラは10月上旬から咲き始め中旬に見頃を迎える予定だという。なお、バラは12月上旬まで咲かせているため、11月には紅葉とともに楽しめる。
また、期間中は「秋バラの音楽会 弦楽四重奏」など、各種イベントも行われる。
午前9時から午後5時(入園は午後4時30分)まで。入園料150円、65歳以上は70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)。
(写真:昨年の「秋のバラフェスティバル」の様子(2022年10月撮影))
10月7日(土曜日)~11月10日(金曜日) 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
旧古河庭園(北区西ケ原1-27-39)
交通:JR京浜東北線「上中里駅」下車 徒歩7分/東京メトロ南北線「西ケ原駅」下車 徒歩7分/JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」下車 徒歩12分
一般150円、65歳以上70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/034/detail/50781.html(外部サイトへリンク)
※イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。事前にホームページにて最新情報をご確認ください。
約100種200株
カトリーヌ・ドゥヌーブ(オレンジ色・仏)、シャルル・ドゥ・ゴール(紫色・仏)、ミスター・リンカーン(赤色・米)、クレオパトラ(赤色・独)、プリンセス・ミチコ(オレンジ色・英)、ロイヤル・プリンセス(白色・仏)、ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ(花びらの回りがピンクで内側が白色・米)、桃香(桃色・日)、ピンク・ピース(ピンク色・仏)、ブルー・ムーン(藤色・独)など
旧古河庭園は、もとは明治の元勲・陸奥宗光の邸宅だった。宗光の次男が古河家初代古河市兵衛の養子となったのち、古河家の所有となった。土地の高低差を利用し、和洋両庭園を巧みに調和させている。現在の洋館は大正6(1917)年竣工。
ルネサンス風の洋館と、バラ園を中心とした洋風庭園は鹿鳴館や旧岩崎庭園洋館などを手がけたイギリスの建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920年)の設計によるもの。また、日本庭園の作庭者は、京都の庭師・植治こと小川治兵衛(1860~1933年)で、洋風庭園にも勝るとも劣らない魅力的な名園を造りあげている。大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在であることから、平成18(2006)年1月、国の名勝に指定された文化財庭園。面積は、30,780.86平方メートル。
(令和5年9月27日プレスリリース)
お問い合わせ
所属課室:【その他】旧古河庭園サービスセンター
電話番号:03-3910-0394