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掲載開始日:2023年9月8日

最終更新日:2023年10月4日

アジア諸国の政府職員研修生が北区を訪問

230908-19月7日(木曜日)、アセアン諸国等の公的統計に携わる政府職員11名が、北区における統計業務等の研修のため区内施設と、茶道体験のため王子神社を訪問した。
これは、公益財団法人統計情報研究開発センターが実施する石橋信夫記念国際交流事業の一環として行われたもので、北区への訪問は令和元年度に続き2回目となる。
この日、研修生は、北区における統計業務等の説明を熱心に聞き、区の統計調査の手法に理解を深めた様子だった。
その後の王子神社での茶道体験では、初めは立ち振る舞いに緊張していた研修生も、先生から丁寧な説明を受け、日本の伝統文化を楽しみ、区の関係者との親交を深めていた。

(写真:政府職員研修生と北区長やまだ加奈子)

公益財団法人統計情報研究開発センターでは、平成30年度から、開発途上国の公的統計に携わる政府職員を日本に招き、国・地方における公的統計の作成実務、提供、利活用等についての研修を提供し、広く公的統計の発展に資することを目的とした、石橋信夫記念国際交流事業を実施している。
今年度は、8月28日(月曜日)から9月15日(金曜日)まで、アセアン諸国及びインド、スリランカ、ネパール、バングラディシュ、東ティモール、パキスタンからの研修生を各地で受け入れており、北区では9月7日(木曜日)に、令和元年度に引き続き2回目の研修生の受け入れを行った。
この日、11名の研修生は、やまだ加奈子区長から「北区にようこそいらっしゃいました。今回の研修の成果を自国に持ち帰って、是非活用してください」と歓迎を受けた後、職員から北区における統計業務の説明を受けた。研修生は、熱心に説明を聞き、「調査員はどのように選出しているのか」「区の調査と国勢調査に違いがあった場合はどちらを優先するのか」など質疑を重ね、区の統計調査の手法に理解を深めた様子だった。フィリピンからの研修生は、「自国と異なる手法に驚くこともあったが、大変参考になった。今回の研修を活かし、自国でもITを活用した統計調査のあり方を検討してみたい」と語ってくれた。
その後、東京都指定文化財となった大イチョウや、8月に奉納することで知られる北区指定無形民俗文化財民俗芸能「王子田楽」で知られる王子神社で神社の見学とともに、日本伝統文化の一つである茶道を体験した。初めは、茶道独特の立ち振る舞いにとまどっていた研修生も、裏千家の先生による丁寧な説明を受け、最後は、楽しみながら茶道を体験し、日本の伝統文化に興味を持った様子であった。

230908-2

        茶道を体験する研修生

(9月8日プレスリリース)

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