ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道 > プレスリリース > 令和5年7月プレスリリース > 【7月5日】小学生が飛鳥山の未来を考えるワークショップ実施

ここから本文です。

掲載開始日:2023年7月5日

最終更新日:2023年7月5日

小学生が飛鳥山の未来を考えるワークショップ実施

230705-17月3日(月曜日)、区立滝野川第三小学校(滝野川1-12-27、關口泰正校長)において、総合的な学習の一環で、飛鳥山公園の未来の姿を考えるワークショップが開かれた。
飛鳥山公園は、今年、開園150周年を迎え、区をあげて飛鳥山公園150周年プロジェクト(※)を進めている。園内には、来年7月に新一万円札の顔となる渋沢栄一の邸宅跡もあり、社会の注目が増している。
飛鳥山公園に近い同校では、郷土愛や地域の一員としての誇りを育む教育の中で、同プロジェクトと連携した授業を実施。5年生の児童ら約50名が、同園を単なる「近所の公園」ではなく、「社会から注目される公園」に捉えなおし、多くの人に愛される公園にするには、どうしたらいいかを話し合った。児童らが願う飛鳥山公園の姿を、七夕の短冊に認め、飛鳥山公園内に設置された笹に飾った。児童らの夢は、飛鳥山公園150周年プロジェクトの中で実現に向け検討していく。

(写真:短冊に願いを託す児童たち)

飛鳥山公園は、今年、日本で最初の公園の一つとして指定されてから150周年の節目を迎えるとともに、来年7月に刷新する一万円札の顔である渋沢栄一が居を構えた地でもあることから、世間の注目を集める公園に変貌している。区では、飛鳥山公園150周年プロジェクト(事務局(一社)東京北区観光協会)を進め、同園のPRに注力している。

区立滝野川第三小学校は、飛鳥山公園の近くにあり、同校の児童にとっては、幼いころから慣れ親しんだ「近所の公園」である。同校では、郷土愛や地域の一員としての誇りを育む教育の一環で、「社会から注目される飛鳥山公園」に着目し、同プロジェクトと連携。5年生の児童ら約50名が、どうすれば多くの人に愛される公園になるかを話し合った。5年生担任の時里聡主任教諭は「今回、身近な公園である飛鳥山公園の活性化に取り組む人々の思いや願いに共感し、活動への意欲が高まった。これから、児童が地域の課題を自分事として捉え、まちづくりに参画していってほしい」と授業の狙いを語る。

授業内で行われたワークショップでは、同プロジェクトを進める区職員及び観光協会職員が飛鳥山公園の現状と課題を説明。児童らは、子どもたちの視点で描く飛鳥山公園の未来を話し合った。参加した児童の一人は「外国の人が驚くような公園にしたい」と目を輝かせて話してくれた。話し合ったことは、七夕の短冊に各々書き込み、飛鳥山公園内shibusawa hatれすとらん館前の笹に飾った。児童らの夢は、飛鳥山公園150周年プロジェクトで進めている「150の夢」の中で、実現に向け検討していく。

※飛鳥山公園150周年プロジェクト

飛鳥山公園が開園150周年の節目を迎えたのを機に、飛鳥山公園の新たな活用方法を見出すとともに、飛鳥山公園が地域と人をつなぐ場所としての価値を創出することを目的としたプロジェクト。(一社)東京北区観光協会が事務局となり、現在、「飛鳥山150の夢」を募集している。

(令和5年7月5日プレスリリース)

 

お問い合わせ

【飛鳥山公園150周年プロジェクトについて】
東京北区観光協会 電話番号:03-5390-1166
【学校の取組みについて】
滝野川第三小学校 電話番号:03-3910-2502