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掲載開始日:2023年7月28日

最終更新日:2023年7月28日

小学生が1日図書館員を体験

230728-1-17月28日(金曜日)、区立図書館13館(神谷・中央図書館分室を除く)で「子ども1日図書館員」が実施された。これは、子どもたちが実際に図書館の仕事を経験することで、図書館をより身近なものとして親しみ、本を大切にする心を育んでもらうことを目的としたもの。今年は小学4年生から6年生までの児童97人が参加した。区立中央図書館(十条台1-2-5)では、参加児童12人が本のバーコード読み取りやパソコン操作、一般利用者への貸出・返却業務など、約2時間にわたって普段経験する機会のない図書館業務を体験し、図書館や本をより身近に感じている様子だった。

(写真:本の貸出体験の様子(中央図書館))

「子ども1日図書館員」は、子どもたちに図書館の仕事を経験してもらうことで、本をより身近なものとして親しみ、本を大切にする心を育んでもらうことを目的に実施している。今年は区立図書館13館(神谷・中央図書館分室を除く)での実施となり、小学4年生から6年生までの児童、97人が参加した。

赤レンガ図書館の愛称で親しまれる区立中央図書館(十条台1-2-5)では、児童計12人が午前と午後でそれぞれ3グループに分かれ、エプロンに「子ども1日図書館員」の名札を付けて、1日図書館員を体験した。

この日、同館で行われた業務は、1.児童図書を扱う「こども図書館」内での、本の貸出(書架整理を含む) 2.返却専用のカウンター業務 3.大事な本を傷や日焼けから守る透明フィルム(ブックコートフィルム)をかけて本の装備を行う業務の計3つ。

まず、全員がバーコードの読み取りやパソコンの操作方法を習い、その後グループごとに分かれて3種類の仕事を体験した。同館2階の「こども図書館」では、教わったバーコードの読み取りやパソコンの操作で、一般利用者への貸出・返却業務を体験し、間違いのないように慎重にハンドスキャナーで読み込んでいた。同館1階の一般図書などを扱うフロアでは、返却専用カウンターでの業務を体験。利用者から返却された本やCDなどを受け取り、汚れや傷などがないかの確認や、ハンドスキャナーを使って処理を行った。利用者に「こんにちは」や「ありがとうございました」と挨拶をすると、笑顔で挨拶が返ってくるなど、あたたかな光景がみられた。

そのほか、子どもたちは各自で持ってきた本に対して、表紙に透明な保護フィルムを貼る作業を行った。空気が入らないよう、隙間を作らずにフィルムを貼らなければならず、丁寧さと慎重さが求められる作業に四苦八苦しながらも、真剣に取り組み、自分のお気に入りの本にフィルムが貼れると、大事そうに本を手にして満足そうな笑みを浮かべていた。 

体験した児童たちは「返却や貸出の作業が楽しかった」と話してくれた。また、小学4年生の女子児童は「本にフィルムを貼る作業は、細かく複雑な作業だった。苦戦したけれど上手にできたので満足」と感想を述べた。

(令和5年7月28日プレスリリース)

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