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掲載開始日:2023年7月12日

最終更新日:2023年7月12日

区内小学校で、正しい姿勢について学ぶ講演会を開催

230712-1-17月8日(土曜日)、滝野川第三小学校(滝野川1-12-27)にて児童と保護者に向けて、正しい姿勢について体を動かしながら学ぶ講演会が開催された。
講演会では、よい姿勢が集中力に好影響をもたらすことに加え、運動パフォーマンスの向上にも繋がることや、正しい姿勢を保つための座ってできる腹筋運動などが解説された。参加した3~6年生児童117名と保護者46名は、実際に体を動かしながら、普段から正しい姿勢を意識することの重要性を理解したようだった。

(写真:講演会の様子)

子どもたちの生活の中にも、スマートフォンやパソコンが今や欠かせない時代であるが、使い方によっては眼精疲労や視力低下、肩こりなど身体への影響も指摘されている。

8日(土曜日)、滝野川第三小学校において、良い姿勢の心身への影響を知り、児童とその保護者に日頃からよい姿勢を保とうとする意識を高めてもらうことを目的とした講演会「心とからだが のびのび育つ!しせいのひみつ~成長に大切な3つのポイント~」が開催された。講師には、以前より区内で親子向けに姿勢についての学習会や小学校での講演会を行っている矢口拓宇氏(理学療法士、一般社団法人日本エンカレッジ・リハビリテーション協会代表理事)を招いた。矢口氏は今後も区内の小学校で同講演会を開催予定という。

この日参加したのは、3~6年生児童117名とその保護者46名。まず、正しい姿勢についてイラストを見ながら学んだ児童たち。「足の裏を床につけ、膝の角度は90度。背もたれに寄りかからない」座り方や「鉛筆の持ち方が悪いと、文字を見るためには体を斜めにしなければならず、姿勢が悪くなる」という話から、自分の普段の姿勢との違いを考え、真剣に話を聞いていた様子であった。また、姿勢と勉強の成績には深い関係があり、脳の働きを活性化させて集中力を高めるためにもよい姿勢を保つ必要があるという話には大きく頷いていた。

そして、背中をゆっくり丸めながら背骨を動かす動きや、座りながら両足を上げる運動なども実演。よい姿勢を作るためには、体を柔らかくし、筋肉をつける必要があることも併せて解説された。保護者たちも立ち上がって背中を丸める運動を一緒に実践し、体がほぐれる効果を実感しているようであった。

講演の中で矢口氏は「よい姿勢は、体・心・脳の発達に繋がる。体を動かして遊んで、社会で活躍できるように健康で健やかに育ってほしい」と、子どものころから姿勢について正しい知識を持つことの重要性を語った。

講演会を終えた6年生児童たちは、「よい姿勢は頭が良くなるということが印象に残っている」や「正しい姿勢は筋肉をたくさん使うので、少し難しいと感じた。自分は鉛筆の持ち方も悪いから、気を付けたい」など話してくれた。保護者は「正しい姿勢ができていたら褒めてあげるということを教わったので、さっそく家で役立てたい」と話した。

(令和5年7月12日プレスリリース)

お問い合わせ

(講演の内容について)姿勢矯正整体サロン・アイグレ 電話番号:050-3647-3078
(学校の取組みについて)滝野川第三小学校 電話番号:03-3910-2502