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掲載開始日:2023年7月25日

最終更新日:2023年10月2日

「子ども芥川龍之介検定」開催

230725_3_27月8日(土曜日)から、田端文士村記念館(田端6-1-2)のホームページ上で「第4回子ども芥川龍之介検定」が開催されている。この検定は、東京都北区田端に暮らした芥川龍之介についての知識を深めてもらうことや「(仮称)芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成につなげることを目的としたもの。
それに伴い7月25日(火曜日)、本企画に対して協賛品のクリアファイルが第一生命保険株式会社の出山(でやま)上野総合支社長、武田(たけだ)池袋総合支社長らからやまだ加奈子(かなこ)北区長に渡された。
検定の問題は8月31日(木曜日)17時まで公開され、100点中80点以上を獲得した児童・生徒全員に認定証を贈呈。また、アンケート回答者の中から抽選でクリアファイルが贈られる。

(写真右:チラシ(表))

 

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(写真左:(左から)第一生命保険(株)・出山上野総合支社長、やまだ北区長、武田池袋総合支社長)

子ども芥川龍之介検定


田端文士村の歴史や田端に暮らした芥川龍之介について、楽しみながら学び親しんでもらう無料のオンライン企画。本企画に参加してもらうことで、児童・生徒が自ら考えて学ぶ積極的な学習姿勢を得るとともに、地域の誇りや地域愛等を深める契機とし、ひいては(仮称)「芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成を目的としている。
昨年開催した第3回は、全国各地・海外から2,076人の児童・生徒が参加した。参加した児童・生徒からは、「来年の読書感想文を芥川龍之介にしようと思いました。」「どんな人でも楽しめていいと思います。ヒントが丁度いいです。」などの声があり、好評であった。又、区内の一部の小中学校では本企画を授業等に取り入れ、ICTを活用した学習活動の充実につなげた。
問題は4者択一の全20問。芥川龍之介が仕事中に飲んでいた飲み物や芥川賞の制定についてなど様々なジャンルから出題。100点中80点以上を獲得した児童・生徒には認定証を贈呈。アンケート回答者には抽選で100名に記念クリアファイルがプレゼントされる。 
担当者は、「芥川龍之介記念館の開館を子どもたちにも楽しみにしてもらえるよう、芥川について知ってほしい」と語った。

(公財)北区文化振興財団と第一生命保険(株)との協定締結


(公財)北区文化振興財団と第一生命保険(株)は、相互連携と協働による活動を推進することにより、北区のより一層の文化振興及び区民サービスの向上を図ることを目的とし、文化振興に関する協定を令和4年7月1日に締結した。北区の文化振興に関すること、 田端文士村記念館に関する広報支援の他、今回、協賛品としてクリアファイルが提供された。

【検定概要】

<クイズの公開期間> 7月8日(土曜日)午前10時~8月31日(木曜日)午後5時

<対象年齢> 小学3年生~中学3年生(参加は対象年齢の児童・生徒1回限り)
 
<参加の流れ> 田端文士村記念館ホームページにアクセス
 https://kitabunka.or.jp/tabata/news/12506/(外部サイトへリンク)

<特典> 1.80点以上(※100点が満点)獲得者には、認定証を贈呈
  2.アンケート回答者の中から抽選で100名に記念クリアファイルをプレゼント
 
<参加費> 無料 ※通信料は参加者負担
<主催> (公財)北区文化振興財団 田端文士村記念館
<共催> 東京都北区
<後援> 東京都北区教育委員会
<協賛> 第一生命保険株式会社

 

 <芥川龍之介と田端>


芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)。明治25年(1892)~昭和2年(1927)。小説家。
東京・京橋出身。大正3年、一家で田端435番地に新築転入。東京帝国大学時代、久米正雄、菊池寛らと『新思潮』(第3、4次)を創刊。夏目漱石の門下となり、「鼻」を激賞され一躍文壇の寵児となる。一時期、鎌倉、横須賀、鵠沼にも居住したが、同8年、田端に戻り本格的に文筆活動を展開。たぐいまれな才気と下町人特有の世話好きな性格は多くの人々を惹き付けた。昭和2年7月、「唯ぼんやりした不安」という言葉を遺して田端の自宅にて自ら命を絶つ。

<田端文士村記念館について>


 芥川龍之介をはじめ田端に暮らし、集った文士や芸術家の功績を通じて、「田端文士芸術家村」という歴史を、後世に継承していくことを目的として平成5年に設立。文士芸術家たちの作品、原稿、書簡等の資料を展示するとともに、講演会や散策会などの催しでその功績や暮らしぶりなどを紹介している。

(7月25日プレスリリース)
 

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田端文士村記念館 ℡03-5685-5171